【バレンタイン総選挙】チェンソーマン デンジ×レゼ(二次創作)『最後の一口』
⚠️ちゃんとバレンタインのお話となっております❢苦手な方はご了承くださいm(_ _)m
二人の吐息が白く混ざり合う、深夜の学校。
窓の外では雪が降り始めていたが、校舎の中はひっそりと静まり返り、ただ埃っぽい空気だけが漂っている。
レゼが不意に差し出したのは、銀色の包み紙に包まれた、歪な形の塊だった。デンジは目を丸くし、それとレゼの顔を交互に見る。
「……なんだこれ。変なやつじゃねえだろうな?」
「失礼だなあ。女の子が勇気を出して渡したチョコレートだよ?」
レゼはくすくすと笑い、デンジの隣に腰を下ろした。デンジは警戒しながらも、ゆっくりとその包みを解く。中から現れたのは、お世辞にも綺麗とは言えない、ゴツゴツとした手作りのチョコレートだった。
「……お前、これ作ったのか」
「うん。カフェのマスターに教えてもらったんだ!デンジ君、甘いもの好きでしょ?」
デンジは黙ってその一つを口に放り込んだ。舌の上で、砂糖のざらついた感触と、カカオの強い苦味が広がる。決して洗練された味ではない。けれど、その強烈な甘さは、デンジの空っぽな胃袋と、それ以上に空っぽだった胸の奥に、じわりと染み渡っていくようだった。
「……まぁまぁだな」
「え~?、失敗しちゃったかな?」
「いや、……悪くはねぇな。今まで食ったもんの中で、一番マシな味がする」
デンジは二つ目、三つ目と、貪るようにチョコを口へ運んだ。レゼはその様子を、どこか遠くを見るような、それでいて愛おしむような瞳で見つめている。
「ねえ、デンジ君。もし私たちが、ただの学校に通う普通の高校生だったら」
レゼの声が、冬の夜気に溶けていく。
「学校が終わった後にこうして集まって、明日の予習をしたり、誰が誰を好きだとか、そんな下らない話をしたりしてたのかな?」
デンジは最後の一口を飲み込み、そっけない顔で答えた。
「……だりぇけど…。まあ、座ってるくらいはしてやってもいいぜ」
レゼはくすくすと笑い
「なんじゃそりゃ、学校行く意味ないじゃん」
それから今日一番の、悪戯っぽくない、年相応の笑顔を見せた。
窓の外では、雪が静かに、二人の足跡を消し去るように降り積もっていた。
~終わり~
バレンタイン総選挙というのがネタが現れてくれて無事最後の作品を書くことができました
これにて、デンレゼ小説活動を引退させていただきます
詳細はこてつぶに書いてあると思うので見てください!!
今まで小説活動を応援してくださりありがとうございました
とーとは3月まで続けようと思うのでこれからも宜しくお願いします
もしいいネタが思い浮かんだら書こうと思います
思いつかないと思うけど…期待はしないでください
デンレゼは私にとって永遠の推しカプです!!
これからもいっぱいデンレゼを愛でてグッズ収集頑張ります!!
そして総選挙投票宜しくお願いします!
感想リクエストお待ちしておりますm(_ _)m
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