愛の血ョコレート(グロリス'カ表現閲覧注意)
私はヒカリ。同じクラスで同じ部活のキョウジくんに恋をしている。しかし、私は彼に避けられている。明後日は2月14日……そう、バレンタイン。彼にチョコレートを渡して告白しようと思う。よし、作ろう……
まずはタイショーのチョコレートを溶かす。大きい耐熱ボウルに沸騰したお湯を入れてその上に小さいボウルを浮かべ、チョコを入れて少し放置する。するとチョコレートが少しずつ溶けてくる。その様子を見ているとある欲望が湧いてしまった。私は欲望のままに腕をカッターで切り裂き、血液を一滴入れる。「好きなんだからこれくらいしていいよね……」この行動で後に後悔することになる。
チョコレートが溶けきったら入れた血液とチョコレートを混ぜ合わせる。ハート型のその後、型にチョコレートを入れ、冷蔵庫で1時間ほど固める。
……しまった。2時間ほど放置してしまった。だが、長時間冷やすに越したことはないだろう。
完成だ。あとは明後日に備えるのみ。
今日は2月14日。
バレンタインデー。よし、キョウジくんにチョコレートを渡そう。
「キョウジくん、はい。これあげる……」
「ありがとう。」キョウジは素っ気なく言った。
その時ヒカリは言った。「私と付き合ってくれないかな。」しかし、キョウジは「考えておくよ。」とまた素っ気なく言った。ヒカリは家に帰ってまた腕を切り裂いた。
その後、キョウジは家に帰りヒカリにもらったチョコレートを食した。しかし、すぐに違和感に気がつく。「生臭い。」キョウジは程なくしてこのチョコレートには血液が混ぜこんであると気がついた。
2月15日、キョウジはヒカリに言った。
「ヒカリ、チョコレートに血入れたやろ。」
ヒカリは動揺した。一滴しか入れていないのに、なぜ気がついたのかと。それを聞く前にキョウジは「君、嫌い。」と言って去ってしまった。ヒカリは深く後悔した。そして思った。「腕、切ろう。」

