ビジネス不仲

2 2026/03/01 14:20

あきしおです!

キャラ崩壊あり

~スタート~

♢ak

なんでこうなってしまったのだろうといつも考える。

奴のせいだ。初めからそういうスタンスで入ってくるから。

俺の弟子キャラが取られてしまうんじゃないかと、それはなんだかもったいない気がしてしまったんだ。

だから対抗した。弟子という立ち位置は俺にとって心地のいい場所だった。

何もしなくても話に出して貰えて、28人という大人数での放送でも話を振ってもらえる。

自分から出ていかなくても参加させてもらえるのは本当に楽なのだ。

このまま二人で対抗する形をとり、結局自分が勝っていけばそれさえもさらに倍乗で、この最高な恩恵を受け続けられるのだ。だから縋る以外は他になかった

それに俺は師匠がすとぷりに入る前からつるんでいたのだ。年月も考えてやっぱり俺が一番に恩恵を受けるべきなのだ。

だけど、初めの方はこの関係に乗ってきていた心音も、だんだんその啀み合うやり取りに冷めてきたのか、最近は二人で言い合いを見せる機会も少なくなってきた。

そもそも心音は基本怒ったりしないし優しいから、こんなやり取りは向いていないのだろう。

そして最初から師匠にも俺にも本気の気持ちなんてなかったのだろう。

心音は意外にも人に深く関わるようなタイプではないのだ。

でもこの関係がなければ、当たり前だが俺等が絡む理由なんてなくなる。

それならこんな曖昧な状態でも良かったのに。なんて、不仲を否定するようなことを考えてしまう。

これも、なんだかんだ優しくて人の心に漬け込むのがうまいあいつが悪いのだ

ノリもいいあいつは弄りやすいのか、先輩に絡まれているところをよく見かける。

そんな先輩からの弄りに、心底楽しそうにツッコミをいれるあいつを見てやっとこの心の意味を理解した。

俺は彼のことが好きなのだ。それは勿論恋愛の意味で。

あいつのふわふわ笑う顔をみると抱きしめたくなるし、ビジネスだとわかっていても、表で冷たい態度を取られてしまう自分と、普通に話ができる人との違いに怒りを覚えてしまう。

この関係を最初に始めたのは自分なのに。

そんなことに頭を悩ませるくらいには彼のことがすきなのだ。

♢so

初めはとにかく元気な先輩。それくらいの印象だった。

それでもそんな元気ではっちゃけているようなイメージだけの彼には、優しさも含まれているようだった。というか、彼の本質は穏やかだった。どんな人にも真っ直ぐ本質の奥の奥を純粋に見すかす瞳に、時々本当にどきっとなるのだ。

とにかく俺はそんな彼に少しでも近づきたいようだった。

だから彼から接触があった時、それがどんな意味でも嬉しかった。たとえそれが「師匠」の二番煎じでも彼に近づきたかった、話がしたかった。

だけど最近その接触の形はあまりに不純であり、彼の活動において迷惑にしかなっていないようにおもえてきた。

だから距離を置いた。嫌われることが本当に怖いのだ。

その日はちょうど、何かの打ち上げだった。

何かというのは、場に酔ってお酒に酔って終わった頃にはもう何も覚えて居なかったのだ。

唯一覚えていることとすれば、酒で悪酔いしたあっきぃがキス魔になっていて色んな人にしまくっているのを隣のテーブルから眺めていたら、そのキス魔が口を窄めたまま急に近づいてきて俺の頬にキスするかと思った瞬間、顔を逸らした事くらい。

もうとっくの前に嫌われていたんだなと凄くショックを受けた。なんだ。そっか、もう話さえも出来ないんだろうか。

それからヤケになって酒を自分の喉に注ぎ込んだのだ。

そこから全く記憶がない。酒に酔ってホテルでも行って「1夜の過ち」などでもあればよかったのだが、普通に帰れてしまった。帰らされてしまった。

というのも朝起きたら、自宅で眠っていて、スマホの通知欄には「あっきぃ」という文字と共に、「俺の面子のためだけだからな!」というメッセージ。素直に送ってあげたとか、言わないところがまたなんとも可愛いなと思わず口角が上がる。

そんなたわいの無いやり取りが今は楽しい。こんなことさえしていれば別にこれ以上の関係になんて進まなくてもいいとさえ思う。そもそもあっきぃはキスも出来ないくらいには好きでもないのだろうから、友達以上になんてなれやしないのだけど。

♢ak

やばい。やばかった。

普段話している時のあいつは、天然で懐に入るのが上手な可愛い後輩、そんでもってかっこいい男だ。

こんなことを言ってしまっては2.5次元として活躍してる意味がないと言われればそれまでだが、本当にあいつは顔がいい。というかしぬほど好きだ。アイツの顔面が。

マスクをしていれば分かる大きな大きな目も、マスクを外した時に現れるアヒルのような可愛らしい口も。

外面はかっこいいが、中身は愛おしくてたまらないアイツのことをそのまま表現しているような顔面がとにかく大好きで、みんなで集まったときも思わず見つめている。

だからもう今更、不仲の時にやるノリなんてもうできないし、中身まで知ってしまった今はもう迂闊に近づけもしない。愛おしすぎて、この腕に閉じ込めておきたくなるから。

~終わり~

終わり方微妙かも

すみません

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