笑うことができなかった僕達は
ハイハルゼンテの街の冬
僕達は南のアオナミハラスの方へ向かって歩いてゆく
失ったものばかりが頭をよぎる
あの時助けられていれば僕達はこうして向かっていくこともなかったろう
広い海を眺めることができたアオナミハラスは今ではもう跡地に変わっている
あの美しい海をもう一度眺められたらと願ってしまう自分がいて
その煩悩を掻き消すように自分よりも早く歩く仲間たちの背中を見続けながら僕もまた
向かっていく。
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戦争は大人たちがはじめ世界の子どもたちや軍人以外の人々で終止符を打たれる。
尻に敷かれ、終わったと思いだしたら次は底なしの絶望を味わう
子どもたちはそうやって育っていく戦争をする前の無邪気な笑顔はすることさえ
禁じられ愛され愛すことも禁じられ人を愛せない、そんな
暗い人々の背中を見て育った僕達は希望を胸に抱くことさえ忘れかけ
あるきっかけ一つで世界の色が変わった。
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白霜「これからは人を愛し、愛されることを学び戦争をしない世の中にすると誓う」
僕達は突っ立っていることしかできなかった。自分たちよりも歳の離れた子供が何をいうか?
だがその人物はこのお国の王太子なので口文句なんてもってのほか意見することさえ許されない
この世界で僕達は何ができただろうか。お金を乞うことか?それともお国の言葉に反対することなのか?
お国の言葉に反対したところで目に見える処刑の運命は変えることができないはずだった、
羽寿「僕達はずっとこの世界の変なルールにずっと従って来ていたのに王太子の言葉一つで僕ら
平民の心を動かすことは可能でしょうか。いつまで立っても僕達は笑うことを禁止され、愛し愛することを禁じられた
僕達にあなたは同じことをすることができるのでしょうか。」
兵士「王太子になんて口答えを、」
兵士「だからいつまで立っても平民のまま何だ可哀想に」
と兵士たちは僕を嘲笑い踏みつけた、本来なら処刑されるはずが僕は王太子に身請けされた。
白霜「下がれ兵士たちそのものは僕が見請けするどけ」
と王太子は僕の方に向かって歩いてきた。
咄嗟に王太子の手が近づいてきて叩かれるのかと思ったが優しく撫でられただけだった。
白霜「よく頑張ったなこれからは僕と君で新しい政治をしようじゃないか?」
その言葉に僕は涙が溢れ大勢の人に囲まれながらも泣きじゃくってしまった。
羽寿「う、うわあぁん、ひぐっクスッう、うぅ」
白霜「もうだいじょうぶだよ、」
僕は人の温かさに触れ眠ってしまった
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羽寿「ん、んぅあれここは?」
白霜「起きたか」
羽寿「あっ王太子様そんなご無礼をお許しください」
白霜「そんなこと気にするでない」
白霜「あと君は僕の后ってことになるこれからよろしくな
それから君の名前を教えてくれ」
羽寿「は、はすみ羽寿です」
白霜「そうかいい響きだな羽霜か、僕は白霜だ、」
羽寿「そうですか白霜様ニコッ」
そう言ってぼくや、この世界に色がついた瞬間だった。
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終わりです
初めてこんな長い作品を書きました
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