「ルパン三世 カリオストロの城」で一番好きなシーンは?
>>1
ルパンが猛スピードでお城の屋根を突っ走るところ、千と千尋の神隠しにもそれに似ていたシーンがあったね。
お城の屋根ではないが、千尋がゆっくり階段を降りようとしたら、踏み外して一気に階段を駆け下るシーンがなんとなくそれに似ていた感じがしてた。
好きなシーンは、ルパンがお城の屋根から猛スピードで突っ走って大ジャンプするところ。
トラウマなシーンは、カリオストロ伯爵が時計塔の針に挟まれるところ。
>>25
クラリス「いいえ あの方は 何も盗らなかったわ
私のために闘って 下さったんです」
とっつあん「いや 奴はとんでもないものを 盗んでいきました
あなたの心です」
この作品はラストシーンの銭形警部の名ゼリフばかりがよくクローズアップされる作品ですが、個人的には中盤あたりでルパンがクラリスのいるお城に侵入するあたりが一番印象的でしたね。真夜中にルパンがお城によじのぼるシーンではその角度といい、シチュエーションといい、エロール・フリンの「ロビンフッドの冒険」に酷似していて、おそらく宮崎駿はこの作品を参考にしたんじゃないかなと勝手に想像したものでしたが、そのあとのお城に侵入する際のアクションでしたね。
(1)屋根を登りかけてずるずると落ちてしまう←ユーモラスな効果音
(2)ロケット弾がずるずる落ちる。
(3)それを拾おうとして今度はルパンが本格的に落ちる。
この一連の流れがスリリングかつユーモラスで本作のカラーを象徴しているシーンではないかなと個人的に思います。
その直後のルパンとクラリスのやりとりでは今後の展開の示唆する場面がいくつか描かれておりましたが、その中でもルパンがクラリスに花をあげるシーンではちょっとした手品も披露されるわけですが、そのときに出てくる万国旗はインターポールのことを指しているのではと勘づいているのは多分自分だけではないはず。ともあれ、まだ観たことない方には絶対一度は観ておいて欲しい名作ですね。