来訪者
「きゅ?」
「スライムだよな?」
「だよね」
「だね」
「ですね」
「どうするんですか?」
「とりあえず撮影します、明らかに異常存在ですから記録をとらなければなりません。」
管理官がカメラを向ける。
「きゅー!!」
突然スライムが巨大化する。
「デカくなったぞ!」
「く!」
管理官がスライムに向け発砲するが効果はないようだ。」
バラララ!
時空間異常から巨大なドローンが現れる。
「おい、今度はなんだ!」
複数のドローンのライトが一斉に点灯し、皆の視界を奪う、後にはスライムもドローンも全てが消えていた。
「GOCでしょうか?」
管理官がブライトに問う。
「いや、彼らがこんなぬるい対処で済ませるはずがない、もっと過激な手段であのスライムを破壊するだろう。」
「では未確認の組織ということですか?」
「ああ、評議会への報告が必要だろうね。」
「わあんお姉ちゃん怖いよぉ」
「よしよし、お姉ちゃんいるからね、大丈夫だよ。」
泣き出す289をミヤが抱きしめる。
「とりあえずみなさんサイトに戻って目の検査を受けてください、私は評議会に報告を入れます。」
「いやまだだ!」
ブライトが空を指差す、そこから落ちてきたのは、鎧を着た銀髪の少女だった。
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