来訪者

1 2024/07/29 10:13

「きゅ?」

「スライムだよな?」

「だよね」

「だね」

「ですね」

「どうするんですか?」

「とりあえず撮影します、明らかに異常存在ですから記録をとらなければなりません。」

管理官がカメラを向ける。

「きゅー!!」

突然スライムが巨大化する。

「デカくなったぞ!」

「く!」

管理官がスライムに向け発砲するが効果はないようだ。」

バラララ!

時空間異常から巨大なドローンが現れる。

「おい、今度はなんだ!」

複数のドローンのライトが一斉に点灯し、皆の視界を奪う、後にはスライムもドローンも全てが消えていた。

「GOCでしょうか?」

管理官がブライトに問う。

「いや、彼らがこんなぬるい対処で済ませるはずがない、もっと過激な手段であのスライムを破壊するだろう。」

「では未確認の組織ということですか?」

「ああ、評議会への報告が必要だろうね。」

「わあんお姉ちゃん怖いよぉ」

「よしよし、お姉ちゃんいるからね、大丈夫だよ。」

泣き出す289をミヤが抱きしめる。

「とりあえずみなさんサイトに戻って目の検査を受けてください、私は評議会に報告を入れます。」

「いやまだだ!」

ブライトが空を指差す、そこから落ちてきたのは、鎧を着た銀髪の少女だった。

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その他2024/07/29 10:13:47 [通報] [非表示] フォローする
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