高校の古文漢文は必修科目でいい?選択科目にすべき?


いやもう廃止でいいでしょ。
好きな人だけ部活でやれば?
ずずずぬね
ぞなむやか こそけれ
いと をかし
高校時代は短い。古典もいいけど貴重な時間をさくにもっと値することは山ほどある。法律 金融 プログラミング プレゼン 医学. .......
明海大学人文学部日本文化学科は2019年1月、シンポジウム「古典は本当に必要なのか」を開催し、大きな話題となった。
理系の教授からは「国際的に見て日本人の学力は低下しているが、高校生が勉強に充てる時間は限られている。英語と数学を優先し、古典は選択科目とすべき」との指摘も飛び出した。“古文・漢文オワコン論”はアカデミズムの世界でも議論になっているのだ。
SPA!(電子版)は、ひろゆき氏の連載コラムを配信している。2月18日にアップされたのは「古文や漢文よりも「困ったときの役所の使い方」を義務教育で教えるべき」だった。
このコラムでも、ひろゆき氏は《個人的には古文や漢文を共通テストの科目から外したほうがいいと思っていたりします》と主張した。
漢文はオワコン?
大学入試全体を考えれば、古文と漢文を国立大学の二次試験や、私立大学の一般入試対策として勉強している受験生は一握りと言っていい。ここまでのレベルになると、ひろゆき氏の指摘にも同意できる。
入試の現場では、少なくとも漢文の“オワコン化”は着々と進んでいるということになる。こうした状況を「賛成だ」、「仕方ない」と理解する層と、「嘆かわしい」、「入試では必要なくとも、教養としては必要」などと異議を唱える層がTwitterなどのSNSに投稿し、賛否両論の論戦になっているというわけだ
評論家の呉智英氏は、中国古典の該博な知識でも知られている。特に1988年から2005年まで論語の公開講座を開き、その内容は『現代人の論語』(ちくま文庫)としてまとめられた。
呉氏は、ひろゆき氏の指摘をどのように受け止めるのか、取材を依頼すると、「どのような将来設計を高校生が抱いているかに応じて、古典の授業を見直してもいいかもしれません」と語る。