君との約束が叶うまで₂

君との約束が叶うその日まで

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～病院～

「夕君？夕君？」

『落ち着いてください。』

看護師さんに言われたが私は正気を保てずにいた。

「夕君？どこ？夕君？」

泣きながら叫んでいたので脳に余り酸素が回らずに少しふらつく。

「すいません。中村夕の病室は、どこですか？」

『少々お待ちください。』

「はい。」

『２０５５室にいらっしゃります。』

「ありがとうございます。」

ふらふらとした足取りで私は、２０５５室へ向かった。

そこには、目を覚ましたばかりの夕君がいた。

「夕君？」

「彩どこここ？身体思うように動かない。」

そう言うと夕君は微笑んだ。

「病院だよ？」

「何で俺が病院にいるの？」

「夕君ね私と電話してる時に事故に遭ったの、、。」

「そうなんだ。」

「夕君いるものある？」

「りんごジュースが飲みたい。」

「本当にりんごジュース好きだね。」

「じゃあ買って来るね。」

「待って彩。」

夕君が私の腕を掴もうとした時

「あれ、？地面が」

「夕君？夕君？」