短編小説「空の彼方」4話「入学式は何処へ?」
珠弥が連れて行かれて、先生がいなくなった隙に他のメンバー3人が現れた。
俺は怖くて目も合わせることが出来なかった。
だが、その3人は穏やかな表情をしていてなんだか恐怖感が薄くなっていった。
そのうちの1人、狸澤龍伍は優しい人だ。
龍伍「お前怪我ねえか?」
なんと、こんな俺を心配してくれるほど優しかった。
一緒に喋っているとなんだか落ち着く感じがした。
だが俺は返事しなかった。
龍伍「まあ、珠弥はあういう奴だよ。不良仲間しか信頼しない。」
そういう話をしていると俺は気づいた。入学式に俺は参加していないことに…
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