姉が居なくなってから 3 マイ作
学校に行く。
私に取って、何より好き。
クラスメイトには、日々いじめられているけど、
私のことを認めてくれる、私にとってなによりも大切な、
血の繫がらない<姉>がいるから。
勉強も出来るし、いじめが無ければ私にとって聖地だ。
トッ、トッ、トッ。
時間に余裕を持ち、一歩、一歩、あるく。
30分かけ、着いた。
学校へ。
教室に着いた。
これは・・。ゴミか。
量も少ないし、これくらいならいい。
・・と、いじめられて6年と半年の私は、安堵するのだった。
6年前いや、6年と半年か・・。
親がいなくなってからつらくなった、と私は前言ったような気がする・・。が。
そんなあまくはなかった。
親だって私のこと実の娘なんておもってなかった。
そこらへんにいるただの小娘としかおもってない。
姉が優秀じゃなかったら、私のこと姉のこと、平等にしてくれていたのかな・・。
[でも、そんなことはない。
私はこんな性格なんだから。彼女がどれだけ運動が出来くても、勉強ができなくても。
彼女は人望で、愛をもらい続ける。
私が努力しても。
彼女にはかなわない。]
でも。
それはどうして?
私は・・。
私は・・。
居なくなって欲しい。
姉に居場所を無くして欲しい。
[前の私]の様に。
そしてあなたは――――
居なくなった。
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