女郎花の迷路
花言葉...儚い恋
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付き合って2年半が経とうとする時、私は彼に別れを告げた。
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私が高校1年生の時、2個上の先輩にダメ元で告白をしたらまさかのOKで、今まで生きてきた中で1番嬉しい瞬間だった。
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彼が卒業する時、私は号泣した。彼は大学生で私は高校生という事もあり予定が合わなく、全く会えなくなってしまうのではないか。と心配したから。
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忙しくても彼は私に予定を合わせてくれて月2回程度デートをしてくれた。でもそれは最初の半年だけだった。
久しぶりにデートに誘っても断られてしまうので次第に全く会わなくなった。
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もうそれに耐えきれなくなってしまった私は彼に電話で泣きながら別れを告げた。
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通話中、彼はずっと「ごめん」と言っていた。
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お互いのすれ違いであっけなく終わってしまったこの恋。
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今日も私は眠る前に言う。
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「好きだと言って。」
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それは私がまだ彼の事が好きだから。
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