special ability person第二章#4
ふぅ、少し本気を出しすぎた。
新人100人いたから、面倒だし不眠不休で2日戦闘しちまった。
俺なら能力の無限再生で再生し続ければ永遠に戦える。
「しっかしもう100人中5人しか立ってないな。」
まあ2日間ぶっとうしで戦ってて5人立ってられただけ奇跡か
その中でもあの二人は別格だ。
土の汚れどころか息切れすらしてない
一人は(自称)地獄からの使者[叛逆の黒幕]リベリオンフィクサー
こいつの能力は「厨二病」と言い厨二っぽいことならなんでもできる。
しかもその能力こいつが厨二っぽいと感じたらOKというチーターだ。
もう一人は遠藤響子。
能力は、「強く願ったことが現実で起きる」というこいつもチーターだ。
この能力、クリスマスに「リア充爆発しろー‼︎」と強く叫んだ時世界中のリア充の頭が爆発したらしい。
世界的なテロ事件の真犯人がここにいまーす。逮捕して下さーい。
そんなこんなで乗り切った2日間だったが、ようやく帰れるな。
俺が片付けをして帰ろうとしてると、
「「どこ行くんですか?」」
遠藤とリベリオンが声をかけてきた。
「え、帰るんだよ。本部に」
あそこに帰りたくはないがまあ、仕方ないだろう。
「私たち生き残った人で(他の人も死んではいない)所属の人はあなたに貸す部屋に住んでもらうと隊長から聞かされているのですが....」
その時俺は察したあの凛羅がなぜこの程度でボーナスをくれたのか。
すぐにスマホを取り出し、凛羅に電話をした。
ブーブーとなるバイブオンが俺の心臓をより一層速くした。
『ん、どうかした?』
電話越しで凛羅の間抜けな声が聞こえて来る。
「どうかしたじゃねー💢部屋のことだ。」
『あーあれか。部屋問題はね、まず生き残った中にリベ君と響ちゃんがいるでしょ、その二人のどっちかを本部に入れようと思ってんだけど、なかなか決められんくて、せやから君に選んでもらおうと思ってんの。だから3人で京都支部に移ってもらってそこで任務を一つ受けてもらうの。それをみて君が判断する。OK?』
「ノーOK」