「誰かが誰かを好きになることはあるだろうか」最終話
あんまりカタカナにならなくなったころ、マァムが私にこう言った。
「元気出して」と。ここまではよかったのだ・・・だが・・・
マァム「ダイ君のためにも、がんば✖▼△●★」 レオナ「え?」急にポップたちが速く動いていた。正確には違うけど、たぶん巻き戻しのテープみたいな感じだろう。「▽☆◎〇▲▽☆◎〇▲」もうみんなが何を言っているのか聞こえない。助けて、どうしてこうなったの?ダイ君‼ダイ君!!!
╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸
ダイ「俺を呼んだ?」ハッとして後ろを見ると誰もいなかった。「ねぇレオナ」前を見ると透明な透けていたダイがいた。すぐ手を広げてハグをしようとしたとき、ふっと消えてしまった。
小さなダイが。すぐそばにいるのに、すぐに会いたいのに、そう思ったときあの時の地獄が繰り返される。
私は気づいたらまたあの沼に居た。
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ガラガラガラッ
皆「⁉」 マァム「床が!」 ポップ「姫さん‼」エイミ「姫様‼」ヒュンケル「⁉あれはダイか?」
ダイは全速前進でドラゴニックオーラを使いながらレオナの方へ行く。とすかさずレオナを落ちないところへおかせる が、レオナのことしか考えていなかったがためドラゴニックオーラを使い果たしてしまう。ーーーーーすかさずレオナが手をさし伸ばすがーーーーーーーぎりぎりでーーーーあと少しでーーーー届かなかったようにも見えた、が左から手が出てくる。え?と私は思い見る。1人(正確には遠くにもう1人だったかな?)いた。驚き戸惑いダイ君を助けてくれたことに感謝をしようとしたが周りは暗く顔すらまともに見えない私は出せれる限りの声で彼女を呼ぶ「あ,,,,あなたは⁉」???「ん?私は,,,,,,そうね秘密にしようかしら?また巡り合えるわよ」といいもう1人の人(男子?)と歩いて行ってしまった。話はあんまり覚えてないけれども「きゃぁ~★私良かったよね~」とか「そ,,,,,そうだね」とか「私が助けたのに?」とかだったりした気がする。たぶん。
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「あ!どうやって戻るんだろ・・・・ってかここは何で来ちゃったの⁉う~~~ん」 「レオナ‼」あ、ダイ君の呼ぶ声だ。行かなきゃ。起きなきゃ。
その時視界が明るくなった。
(ん・・?冷たい?誰かの涙?ん・・・唇が暖かい・・・・?)
ゆっくりと目を覚ますとポップとマァムが手を目に当てて目隠しを自分でしているようなしぐさをしている。なぜ?と思ったがダイを見ればすぐに分かった話だ。
ダイ「・・・・んおはよ/////」唇を手に当てながら小さく言う。顔全体(耳まで)赤くしながら。
レオナの脳内にシュミレーションが起きる。え?ま、まさか??え?え??
レオナ「うっそぉ~~~~~!!!まさかぁ~~~⁉」 ダイ「そのまさかだよ///」 ポップ「急にダイの目が覚め、悲しいあまりに姫さんにキスというのはいいなぁーーーおいしいな」マァム「そんなら私がしてあげましょうか⁉」ほんの冗談のうちでマァムは言った。どうせゴリラとしたかありませんよとか言ってまた私は殴る羽目になるのだろう。けど、「ああ、いいぜ////」と、「え・・・?//」待って待って思考回路が追い付かない。こそこそとダイとレオナはこの場所を出る。「えーー!?待ってレオナ‼ちょっと待った」「ん?するんじゃないのか?」っく、悔しい。あざとい・・・「わ、わかったわ///」
そのまま2人はキスをした。
╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸╸
明るい毎日でよかった。楽しい時間が永遠と過ぎていく。「あ!一つやらなくちゃ」
ダイ「なにを?」
「それは過去の私へのプレゼントよ‼」
END