ドラマ『ゾンビが来たから人生見つめ直した件』はおもしろい?つまらない?


正直テンポが悪いかな。一話目で長々と日常シーンを描き、その日常描写が上手いならともかくあんまり上手じゃない
主人公がゾンビに噛まれそうになるシーンも長々と独白が入る。危機感よりも間延びが演出されるシーン
ゾンビの力は弱く完全にのし掛かられても簡単に投げ飛ばせたり、女子高生の力で拘束を解けたりするくらい力が弱い
話の作りや演出がどこかの英雄君を思わせるもの(とは言えあれはゾンビもののお約束ありきだけど)のような作りでそこから生存難易度を抜いたような作りに見える
nhkもこういうドラマまで手を伸ばす時代になったなぁと感じた
正直、なにを楽しんで見たらいいのかわからない。がんばって2話まで見たが、わずか全8回のドラマで残りを見ようという気になれていないのは、自分には向いていないと思わざるを得ない。
一話目の終盤、死ぬ死なないの回想が長いシツコイくだらない。話題話題と煽られて見たがテンポが悪過ぎ、センスのないお笑い的要素が稚拙
ギャグ要素とシリアス要素がお互いに潰し合っていて物語として破綻している。
設定も適当すぎ。日本では軍隊に住人の移動を制限する権限なんかない。「ゾンビ」とか「宇宙人」とかのジャンルこそリアリティが大事になるのに、まったく下調べもできていない。
海外は低予算でもちゃんと背景が練られていて作り手の意思や熱量を感じるのに、どうして日本のドラマはこんなレベルが低いんだろう・・・。
ドラマとして終わってる。キャラクターのくだらないおしゃべりはうんざり。タイトルに''ゾンビ''つけるなら逃走や闘争をしてほしい。もちろん日本らしく''銃なし''でね。無理矢理銃使うあたり‥……発想力のかけらもこだわりもないようだね。
何だか凄く「頭でっかちなドラマ」という印象。作り手の「これって新しいでしょ?」アピールが酷い。ゾンビ出してるくせにゾンビ物ジャンルに対するこだわりや愛が微塵も感じられなかった。