彗星(ほうきぼし)第一章②

7 2022/02/07 21:34

第二話 初めての登校。

「おはよう」

「おはよう」

みんなはそんな言葉を交わしている。

入学1日目だというのにもう仲良しグループができていた。

[類は友を呼ぶ]

そういうことか。

でも、それはそれで私が一人でいられるのはありがたい。

恋愛だとか友達だとかそんなのに時間を使ってる暇はない

ただ早く、大人になりたいだけ。

ただ早く、自由になりたいだけ。

それなのに…

 〜〜〜〜〜

休み時間

気がつけばここにいた。

〈保健室〉

なんでこんなとこにきたんだろ。

『会いたいからでしょ』

え…今の誰?

幻聴…?

まあいいや、屋上で外の空気吸お

 〜〜〜〜〜

お昼ご飯

「ねえ、花木さん一緒に食べない?」

そう声をかけてきたのは

いつも一人の金沢 優子だ。

一人がよかったのに。

でも嫌われたくはないからついていこ。

「ご飯、美味しいね!」

「そ、そだね」

「その卵焼き、美味しそう!」

「あ、ありがと」

何この会話…

思ったより楽しくないな…

『ホントは気になってるくせに〜』

え…また?

幻聴…だよね

「ん?どーかした?」

「うーうんなんでもない」

「そ」

金沢さんには聞こえてないみたい。

やっぱ幻聴だな。

それとも私の、心の声…?

              *続*

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その他2022/02/07 21:34:35 [通報] [非表示] フォローする
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めちゃいい物語や。


えっあっ…(パニクった)


楽しみ過ぎるぅぅぅぅう!!!!!


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