小説を書くときのコツpart4
こんばんは、小説書く夫です。
今回は、ある方から要望があった、登場人物の特徴の書き方を解説します。
顔のパーツを説明すると想像しやすい(?)
まず、上の画像をご覧ください。
この男性を説明する場合↓
〈例〉
•口
→•口には感情が篭っていない•話すのを拒絶するかのように硬く閉ざされている、など
•肌
→•雪のように白く(どちらかと言えば女性に使う方が多い)•ドラキュラのように白い、など
•目
→•虚ろ•自分には見えない何かを見ているような目、など
•髪
→•ある程度乱れた•黒色、など
と顔のパーツである程度想像することができます。
次は顔以外を説明してみましょう。
顔以外の部位(身長、姿勢など)
顔の説明をマスターしたら、次に説明するのは身長関係や姿勢などです。
身長に至っては簡単です。
主人公や、ヒロイン、仲間などの身長と比べて説明すればいいです。
例)〇〇は、自分よりも少し大きく、話すときには少々目線を上に向けなければならなかった。
別に主人公などの身長は細かく決めなくてもOKです。
映画などを見るとき、いちいち登場人物の身長は確認しませんよね。
主人公らとの身長関係がわかれば充分です。
続いては姿勢です。これも単純です。
決めるとすれば猫背かどうかくらいですね。
例)〇〇はいつも猫背気味で、その背中からは疲労感が漏れ出している。/△は流石学級代表というだけあり、言葉遣いも丁寧で、姿勢もいつもピンとしている。
顔の比喩表現さえできれば後は簡単なので大丈夫だと思います。
無理でしたらコメント欄で怒鳴っていただいて結構です、付け足しますので。
そんなの難しくてできないよー!という方
上の画像、見覚えがないですか?中学生の方は特にです(その中でも中1が特に)。
そうです、ヘルマン•ヘッセさんの「少年の日の思い出」です。
そもそもの話なんですが、見た目の書き方が分からなければ、まず書かなければいいのです。
「少年の日の思い出」では一度も登場人物の外見は描写されておりません(確かそのはず)。
あえて書かない、というのも一つの手ですし、外国とかによくある名作小説みたいな感じでなかなかいいです。
外見は読者の想像にお任せします、といった感じですね。
読んでみてどうですか?
分かり易ければ幸いです。
次の記事の要望等あれば、私にDM or 専用の投票トピックでコメント、をしてください。
それではさようなら。