魔法学校の優等生は感情がありません【第一章〜名家の娘Ⅰ〜】

3 2022/03/05 23:27

「いいぞ、お前には魔法の才能がある。」

小さいながらに、魔力を発言させた少女、エルは名家、アメール家の三女として生まれた。

父は、冷酷無慈悲な人だった。魔法以外に興味はなく、魔法があればいい、それが口癖。父は、妻のエラを愛そうともしなかった。

エルの姉の、アイナとベルは魔力を持っていなかった。6歳の春に行われる洗礼式を過ぎても、魔力を発言させなかった。その事に父、ハイザは、大いに怒りを爆発させた。魔法が全て。魔力を持たない者は、意味が無い。そんな歪んだ考えを持っていたから。

しかし、エルが生まれてから、ハイザの目の色が変わった。

「よくやった。まだ小さいのにもう魔力が発言している。」

そう言うハイザに、心配し、エラはエルにこう言った。

「誰にでも優しく有りなさい。誰にでもです。傲慢な態度をとったり、威張ってはなりません。」

エラは、あの歪んだ考えを持ったハイザに恐れ、エラは、(そんな子にだけは、なってほしくない。)と、思ったから、エルにそう教えたのだ。

エルを生んだあと、エラはエルが3歳の頃に、他界した。もともと体が弱かった。

その時は、悲しんだ。

(あの優しくて、綺麗で、あのお母様が。)

だが、そんな『悲しい』という感情を持ったのは、ほんの少しの時間だった。

今回は、終わりです。長くなるので笑((いやもう長くなってる

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その他2022/03/05 23:27:55 [通報] [非表示] フォローする
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1: 綾香_♪ @Ayaka1357 2022/03/05 23:32:27 通報 非表示

母親と父親は全く逆の性格ってことか~

私もエルちゃんには優しく育ってほしい((何様


>>1
そそ、

また書くね


3: 綾香_♪ @Ayaka1357 2022/03/05 23:34:25 通報 非表示

>>2
うん、楽しみにしてる~❀.(*´ω`*)❀.


5: 綾香_♪ @Ayaka1357 2022/03/05 23:39:31 通報 非表示

>>4
☆(ゝω・)vキャピ


めっちゃ、面白い!!


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