魔法学校の優等生は感情がありません【第一章〜名家の娘Ⅰ〜第三話】
前回の続きです
「エル、今年の春にお前にはエリアント魔法魔術学校に入ってもらう。学校の方には私が手紙を送ったから直に学校からの招待状が来るだろう。分かったか、いいな。」
「分かりました。」
急すぎる話だが、エルはただ一言、返事をしただけで書斎を後にした。
エリアント魔法魔術学校は、王都の近くにある、城のように豪華な学校だ。一年生以外は寮で生活をする。一年生は通いなのだ。
場所などの関係で、入学費は結構な大金が必要になる。エルの家、アメール家は、貴族ではあるものの、存在すら忘れ去られかけているため、特別、金があるわけではないのだ。だから、ハイザが借金をしてまで入学させたのだが_______
▽▽▽
花々が咲き乱れる、暖かな春になった。
いよいよ、エルが魔法学校ヘ行く季節になった。
学校から送られてきた、制服を着る。ピンク色の、チェックのネクタイの制服を着る。
荷物は_____特にない。寮で生活はしばらくしないし、なにしろ、今日は入学式で終わりだからだ。
ただ一つある持ち物は______手綱。神獣に乗って学校へ行くのだ。
家を出るとき、見送りに来た姉が「変な奴に絡まれたら睨んどきなさいよ。」と言ったので、エルは頷いた。
そして、少し大きめの、豪華な家を出た。
終わりです、書いてると、長くなるのでここで終わりにしておきます笑
今までで限トピにしていたんですが、今回から普通に公開します。
それではまた~
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