成績を伸ばす春休みの勉強法
①春休みの宿題は即終わらせる
春休み宿題日はカチッと固定し、一日丸々使って一日で終わらせる。これは目標です。
「結局、春休みは春休みの宿題だけで終わってしまった」では駄目です。成績を伸ばすためには、+αのことをしていかねばなりません。なのでさっさと終わらせて下さい。
そのために必要なことは、3点あります。
1つ目が、戦略を作ることです。
「一日で宿題を終了させる」から逆算して、一日を細分化し、「いつ何するか?」を確定してください。
全宿題を紙に書く→する時間帯と制限時間を書くという流れです。(宿題内容のプリントがある場合はする時間帯と制限時間を書くだけでいいです)
2つ目が、環境づくりです。
「缶詰状態で勉強できる環境」を作ることが大切です。できれば、家ではない場所が望ましいです。
あるのは、机、椅子、宿題、筆記用具だけです。家でする場合は、誘惑物を全排除してください。
スマホなどの電子機器類は親などに預け、「一日触れられない状態」を作り出してください。
3つ目は、宣言するです。
親、友達、先生などに周りに言いふらしてください。しつこく言ってください。
「言ったからにはやらざるを得ない」という状況に自分を追い込むんです。
そうでもしないと、甘えが出て人は中々動こきません。
もし一日で終わらなかった場合は二日目で終わらせてください。宿題で間違えた問題は必ず派手に○チェックをしましょう。必ずですよ。
②これまでのテストの解き直し
春休みは学習内容を定着させる最後のチャンス期間です。「1年を締めくくる休み」ですね。つまり、1年分の学習内容が存在するということです。
この復習をするのが、春休みです。 ただ・・・・多すぎますよね。だからこその「これまでのテストの解き直し」なんです。
定期テスト、実力テスト、模試、塾テストなどある分を引っ張り出して、再度時間を計って解いてください。(テスト内に書き込みがある場合は消しましょう。)
自分の弱点を炙り出してください。勉強ができる人は自分ができること、できないことを明確に答えられます。できないことを集中的に潰していく人です。
これまでのテストがない場合は、問題集の章末問題、まとめ問題を使ってもいいです。
③問題集を極める
まずこれまで使ってきた問題集を極めるようにしましょう。
新しい問題集を使う必要はないです。ポイントは仕分けです。出来るという問題は非効率なのでカットし、「やらないといけない問題」に絞り込んでそこを極めましょう。
ではどうやって決めるのか。2つあります。
1つ目は、春休みの宿題で間違えた問題です。
もちろんこれの解き直しはしてください。印を付けた問題から苦手単元、苦手問題を探すんです。そこを徹底的にやってください。
2つ目は、これまでのテストで間違えた問題です。
これも1つ目と同じです。
問題集の問題をすべてをやる必要はないんです。きちんと仕分けして、そこを極めるんです。