小説 私は誰でしょう 第3話

私は誰でしょう　第三話

佐倉の友人杉田が失踪。

最後に防犯カメラが映っていた場所には“私は誰でしょう”と書かれた紙が残されていた。

そして、杉田の目撃情報を探っていた友人島田陽介が電話最中に失踪。

また、SNSサイトに、私は誰でしょうというIPアドレス不明のアカウントが作成された。

そして、最後に島田が来たと思われる場所に、謎の血液が。

佐倉が帰ろうと、交差点を渡ろうとしていたその時杉田の首が飛んできた。

また、佐倉の家には犯人に入られ、荒らされていた。

そして、その近所の人物も失踪。

そこには、“私は誰でしょう”と血に濡れた紙が残されていた。

<<登場人物>>

？？？　　城田一彦

佐倉正敏　藤田允彦

杉田雅子

杉田正信

島田陽介

pm22:19〜〜〜〜長江葉子　自宅

『こっ...これは....』

まさかまた誘拐！？

「犯人は誰なんだ！」

「一旦あの血液とこの紙の血液のDNAを調べます。自宅は片付けても大丈夫です」

『わかりました...』

〜〜〜〜〜〜〜〜pm23:49 警視庁

「一度ホワイトハッカーを呼べ！何かわかるかもしれない！」

犯人はもしかしてプロ級のハッカーか？

そしたら、エンジニア関係者か？

「今リモートで繋がってます！」

よし、来た。

「あの、このサイトハッキングして、このアカウントのIPアドレス特定してくれないか？」

「わかりました。今ハッキングします」

カチカチカチカチ

「よしっ、Enterと！」

「出ません！なんか変な警告出てきました。」

「なんて出た？」

「このサイトの管理人は殺した。もうIPアドレス特定は不可能だ。アカウントデータは削除した」

なんだって！？

「おっ、なんか映像流れました」

〜〜〜〜〜〜〜〜？？？　時刻不明　映像

ザーザーザー

とあるビルの屋上の様子が映っている。

「おい！やめろっ！」

「くっ、くるな！」

ガタガタガタガタ

ドンッ‼︎‼︎

「うわぁ“ぁ“ぁ"ーーーー‼︎」

バタン‼︎

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「なっ、なんだ！？これは....」

これはもう死んでるかもしれない。

「これ場所特定できるか？」

「ここです！」

「わかった、今現場行く！」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『ん？なんか変な音が聞こえるぞ…』

「ドカンドカン‼︎‼︎」

なんだ？もしや、まだいるのか！？

警戒して2階へ登っていく。

いや、危ないからライトも持っていこう。

カタンカタンカタン

ドンっ‼︎‼︎

ビックリした〜

右を警戒してみる。

『犯人め！』

だが、行くと鳴っていたのはスピーカーだった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ピーポーピーポーピーポーピーポー

「よし、行くぞ！」

「「「「はい！」」」」

よし、着いた。

だが、そこには地面に叩きつけられた彼の近所の者の姿があった。

次々と彼の周りが消えていく。

だが、それは彼以外だ。

もしかして彼が犯人なのか？…..

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「連続失踪殺人事件。またもや被害者が」

このことはニュースでも大きく報道されている。

もしかして彼が犯人だということもいずれ被害が拡大されていくにつれ言われるかもしれない。

一体誰が犯人で誰が正義なのか？

それはまだまだわからない…

　NEXT STORY

主人公犯人説浮上！？周りの人が突如失踪。

次々起こる失踪事件！？

次回も楽しみに！