小説『私は誰でしょう』四話
私は誰でしょう 第四話
佐倉の友人杉田が失踪。
最後に防犯カメラが映っていた場所には“私は誰でしょう”と書かれた紙が残されていた。
そして、杉田の目撃情報を探っていた友人島田陽介が電話最中に失踪。
また、SNSサイトに、私は誰でしょうというIPアドレス不明のアカウントが作成された。
そして、最後に島田が来たと思われる場所に、謎の血液が。
佐倉が帰ろうと、交差点を渡ろうとしていたその時杉田の首が飛んできた。
また、佐倉の家には犯人に入られ、荒らされていた。
そして、その近所の人物も失踪。
そこには、“私は誰でしょう”と血に濡れた髪が残されていた。
そして、サイトをハッキングしている最中飛び降りる映像が流れていた。
そして、死亡していた。
一体誰が犯人なのか?追求し続けるのはあなたか?物語か?
<<登場人物>>
??? 城田一彦
佐倉正敏 藤田允彦
杉田雅子
杉田正信
島田陽介
「連続失踪殺人事件。またもや被害者が」
このことはニュースでも大きく報道されている。
もしかして彼が犯人だということもいずれ被害が拡大されていくにつれ言われるかもしれない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「指紋は確認された?」
「いや、ないですね」
じゃあ、手袋をつけて、犯行したのか…
待てよ、飛び降りる時後ろには誰もいなかった。
じゃあ、どういうことだ…
そうだ、犯人は別の階にいて、そこから逃げて落ちたのか…
と言うことは、刃物で追っかけ回していた。
なら、防犯カメラに顔が写っているかもしれない。
人は、まるで、みかんのように、小さい生き物。
だが、殺人は、みかんが落ちたかのような悲劇が起きてしまう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜佐倉正敏 PM12:39
はぁ、ついに友人も、周りの人が誰も居なくなってしまった。
おかげで、誰も助けてはくれない。
近所の人も死んでしまった。
精神面でも、いろいろおかしくなっている。
体力でもな。
ただ、周りの人がいなくなると….
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「防犯カメラに犯人と思われる人物の姿が写っています!」
くそ…あの野郎顔も服も全部黒で、わからないじゃねーか。
あの野郎…見つけたらすぐに逮捕してやる。
カメラでは、こう犯人が言っていた。
「お前をぶっ殺す!逃げると、お前の家族も人質にしてやる!」
くそ…こいつ…。
声まで加工してやがる…これじゃあ、犯人がわからないじゃないか….
だが、予想は、外れるものだ。
何度も予想して、外れての繰り返し。
だが、いつかは、当たるかも知れない。
防犯カメラの音声を加工する技術があるということは、もしかしたら、防犯カメラの関係者に携わっている可能性が高い。
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ただ、周りの人がいなくなると….
僕が疑われてしまうのだ。
周りの人が死亡または失踪。
でも、1人だけ生き残っている。
それが、1番の不自然だからだ。目的すら、わからない。
だから、僕がなぜか疑われてしまうのだ。
世間は広い。それに、心は狭く、甘くはない。
まるで、鉄の脳のように。
人は、憶測でしか考えられない。
間違った陰謀論や憶測が広まっていくと、社会全体が大変なことになってしまう。
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”「そもそも、周りがいないのに、1人だけ生き残ってるのおかしくね?」“
>>1「ヤバすぎワロタリアン」
一体誰が犯人で、一体誰が正義なのか?
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次回主人公犯人説拡大!
次々と、人々が失踪!
誰が犯人なのか!?
人を、脆いみかんに見立てて書いてるのが個人的にめっちゃすこ‼︎
おもろかったけど、難しくてバカなわいには推理できひんw