ごめんなさい。低浮上なるって言った瞬間に投稿しました 小説 生きたい彼女と死にたい私 第一話

登場人物紹介

暗木 雫(くらき しずく)

・死にたい。でも怖くて死ねない。

・いじめを受けている。

・光が苦手？

明宮 光(あかみや ひかり)

・生きたい。

・いつも楽しそうに笑っている。

・雫が大好き。

第一話 死にたい

学校に行ったらいじめられる。家に帰ったら親は私を無視する。私はお兄ちゃんよりも愛想が悪いらしい。だから、嫌われているのかな。

認めてもらいたくて、死ぬ気で勉強頑張って、その結果を親に話した。でもどうでもいいらしい。

いじめを受けていることを親に言っても何も解決しないのはとっくに分かっている。先生は頼りないし、学校で私が浮くのは嫌だから黙る。

悲劇のヒロインぶってるわけじゃない。私がそうしたいから。そうした方が、一番楽なんだから。

でもさすがにそろそろ疲れたんだ。

このまま、この駅のホームに落ちたら死ねるのかな。痛いだろうな。でもこの命はもういらない。

死ぬ。

どうしよう。震えてる。なんで？死にたいのに…

死ぬのが怖いの…？

「うわーーーーっやめてえええええええっ」

「え？」

続く