安倍晋三元内閣総理大臣のご冥福をお祈りいたします

気持ちの整理がつきましたので記録の一環としてここに文章で残させていただきます。なお匿名による荒らし防止のためコメントはメンバーのみとさせていただきます。コメントしたい方はメンバー申請をしてください

これを読んでいる皆さものご存知の通り、7月8日奈良県奈良市において第90代、96代、97代、98代内閣総理大臣を務めた安倍晋三元内閣総理大臣がたった1人が放った凶弾の被害に遭い亡くなりました。

第26回衆議院議員通常選挙のための該当演説を行なっていたところ、背後から元海上自衛官の山上徹也容疑者に容疑者自作の散弾銃で撃たれ、心肺停止。その数時間後に亡くなられた、というのが今回の騒動の流れでございます。

安倍晋三は私が生まれる一年前、2006年から総理大臣を務められておりました。一度途中で総理の職から降りてらっしゃいますがまた数年後に復帰されております。

私は生まれてからこの方の名前を、功績をニュースなどで聞いておりました。

幼きながら「今の日本を作ったすごい人」ということは少しですが理解していたと思います。

そしてこの方はいつの間にか私の人生の目標になっておりました。安倍さんは私の憧れでした。

この脅威的な外交力を持つ方がいたから日本は世界でも輝けた、と言っても過言ではないと思います。

一度会ってこの口でお礼を言いたかった。「私みたいな落ちこぼれでも暮らせる国にしてくれてありがとう」と。

ですがその願いも虚しく安倍さんは亡くなりました。初めは受け入れることができずに軽く受け流しておりました。ですがここ数日間、学校が夏季休暇で休校になり色々と個人で考える時間が増えてやっと安倍さんが亡くなった、ということに対する悲しみが込み上げて参りました。

いつ病院から「そんなに心配しないでください」と笑いながら退院なされるのか、その日がとても待ち遠しかった。

ですが結局安倍さんはお父様と同じ年齢でこの世を去られました。

今回暗殺に使用された銃は山上容疑者のお手製の散弾銃、要するにショットガンです。そしてそのショットガンの形状は「ソードオフ」というもの。このソードオフ型ショットガンというものは銃身が短いので射程距離は短くなりますが至近距離だと通常の散弾銃より弾が拡散しやすくなるため非常に強力な物となります。ですのであの距離で撃たれた時点で内心もう助からないとはわかっていました。ですが希望が現実になるように祈っておりました。しかし希望は現実とならずに幻想となってしまいました。

安倍さんは本当に助からなかったのか、SPの対応が悪いんじゃないか、SPが守っていれば安倍さんは死ななかったのではないか、このようにSPに対する批判的な意見がこのサイトでもよく見掛けられます。しかしながら日本の要人警護の場に置いて一番に何を心配するでしょう。

普通に考えて日本で銃による暗殺などこの令和では予想できません。ですので日本の要人警護では主にナイフや包丁などの刃物に対抗するための訓練が行われます。アメリカと日本は違います。ですのであまりSPの方を批判しないでください。彼らは自分ができることをやったまでで決してその仕事にミスがあったわけではありません。

そして自衛隊に対する意見もそうです。

マスコミが「元自衛官が」とニュースや新聞で強調しすぎため世間では「山上容疑者は自衛隊にいたから銃器の訓練を受けていてその時の経験を生かして今回の銃撃事件を起こしたのではないか」と言う憶測が飛び交っております。馬鹿らしい。まず自衛隊の訓練の一環として銃の分解などがあるのは紛れもない事実ですがその際に分解、整備するのは64式小銃というライフルです。散弾銃とは違います。そして訓練では伏せた状態で発砲する「伏せ撃ち」という撃ち方しか教えていないそうです。ですが今回の事件では山上は「立った」まま「散弾銃」を撃っています。ですので自衛隊とはほぼ無関係と言っていいでしょう。今回のことで自衛隊＝銃を作れるとは思わないでくださいね。

私は馬鹿で政治のことをそこまで深く理解していませんがそれでも安倍さんが8、9年間もの長い間国家のため、国民のために努力されたことくらいはわかります。こんな馬鹿でも人の努力の総称を理解することはできるのに世の中には頭の狂った人間とも言えない猿がいるものですね

Twitterなどで「安倍は死んで当然」などという発言を割と高頻度で見かけます。

汚らわしい。人の努力すら理解できないんですか？と言いたくなります。そしてこのサイトでも安倍さん関連のトピックで「ばんざい」などとふざけた発言をしていらっしゃる方がいます。

死者を冒涜して楽しいですか？あなたは葬式で「ばんざい」と大きな声で高らかに言えますか？本当にくだらない

安倍さんは2015年2月20日での衆院予算委において辻元議員にこうおっしゃいました。「日本は安全な国」だと。

しかし安倍さんの言葉とは裏腹に戦後初の元首相暗殺事件という悲しい出来事が起きてしまいました。やはりまだ日本は完全に安全な国ではない、と私は痛感しました。それと同時に安倍さんの無念を晴らすため、この日本をもっと安全な国にしければならないとも思いました。

これからの日本を支えていくのは我々の世代です。死んだ時に安倍さんに顔向けできるような国にしたい、私はこの思いを胸にこれから先生きて行きます。そして今度こそ安倍さんにありがとうと伝えたい。

安倍晋三元内閣総理大臣。長い間お疲れ様でした

ゆっくりとお休みください

安倍晋三。万歳🇯🇵