小説 私には6人の記憶だけがない。【騎士A】 day4

5 2022/09/11 16:30

※nmmnです。オリジナルじゃありません

※結構昔のだからykmr.さんが当たり前のようにいる

この2つが大丈夫な方のみ閲覧お願いします!(名前)の所は頭の中で変換してください!

入院生活4日目、慣れてきたといっても、誰も来ない時間は暇だ。

「(名前)ちゃん、入るね。」

「はい。…しゆん先輩。」

「今日はよろしく。俺、特に思いつくものなくて…何も持ってきてないんだ。ごめんね。」

いえ、来てくれただけでもうれしいです。

「そう?よかった。なにかやってほしいことがあったら言って。」

特に何も…あ。

「なに?」

「実は…勉強がわからなくて…」

そう。私が眠っていた間、、かなり授業が進んでしまっていたのだ。先生に進んだ範囲を教えてもらったが、恥ずかしながら全くわからない。

「ああ、ずっと休んでたからか。いいよ、俺勉強はできるから。」

「ありがとうございます!」

しゆん先輩は神か何かだろうか?

「…なるほど!だからこうなるのか。」

「わかった?よかった。」

しゆん先輩、すごいですね!私全然わかんなかったのに、教えてもらったらすぐわかっちゃいました!

「……ありがとw俺ド田舎出身でさ,高校入学と同時にここ来たんだ。田舎ってやることなくて。だからめっちゃ勉強してたのw」

だとしても凄いです!

「そんな言われたら照れるってww…あ、もう帰る時間だわ。」

今日はありがとうございました!

「いいよ、力になれたみたいでよかった。それじゃあ。明日はまひが来るから。」

(教えてもらえてよかった。すっごいわかりやすくて助かっちゃった。)

「記憶をなくしたっつったって、(名前)ちゃんは(名前)ちゃんなのか…」

(名前)ちゃんが記憶をなくす前、俺はこうやって勉強を教えていた。あの笑顔が好きだった。ありがとうございます!と花のように笑う、あの顔が。

俺の気持ちは迷惑だから。そうやって忘れようとしたのに…ようやく、少しだけ諦めがついていたのに。これでまた振り出しに戻ってしまった。

(でも、これって(名前)ちゃんに責任押し付けてるだけだよな…だっさ。)

馬鹿みたいだ。勝手に君に恋をして、勝手に絶望して、勝手に責任を押し付けて。こんな俺に、(名前)ちゃんと一緒にいる資格なんてない。…恋をする資格なんて、ない。

「さよなら、(名前)ちゃん。」

言葉に乗せて、俺の気持ちにも別れを告げた。

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タグ: 小説私 6人 記憶 騎士A

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その他2022/09/11 16:30:10 [通報] [非表示] フォローする
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続きだぁっっっっ!!!!


これの、次ってありますか?((いまいち、分かってない


>>4
ありがとうございます!


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