小説 画面の中から出てきた君は。

俺「暇ずぎて死んじゃう～ってこのゲーム楽しそうだけどホラゲじゃないよね？」

俺は怖いものが大嫌いだった。

主人公が不思議な黄金色のフードをかぶっていたから気になっただけだ。

俺「ちょっとやってみるか。。。」

このときはまだ面白半分でプレイしていた。そんなに怖くなかったから。

俺「これめっちゃフラッシュするなぁ。。。うわっ!まっぶしぃ。。。って。え？」

謎の子「。。。?!誘拐？？？」

俺「違う違う！勝手に画面から出てきたのはそっちだろ！。。。ってお前、人のこと誘拐犯扱いすんなよ」

謎の子「ここどこ？お前誰だよ。」

俺「いやこっちのセリフ。はぁ。。。。。」

謎の子「僕はダリア。んじゃ。またどっかで」

自己紹介？がすんだあと謎の子供。。。は外へ出ていった。安心した。

きっと自分のところへ帰ったのだろう。。。

どうやって？いや考えないことにしよう。でも。。。

ーーーーーーーいやな予感がするーーーーーーー

2日後ー

あいつが。。。ダリアが戻ってきた。それと同時に

目が見えてなさそうな巨大なバケモンが来た。ダリアは

守ってくれた。フードで目とかは見えなかったけど。

かすかに笑っているように見えた。

俺の見間違いだと思いたい。

でも、怖い。あいつは俺をどう思ってるんだ。どうして俺についてくるのか。

なんでバケモンがいるのか。

あいつが来た時から。。。

ーーーーーーーいやな予感がするーーーーーーー

4日後ー

予想は当たった。またバケモンだ。

またダリアが助けてくれるんじゃないかって勝手に考えてた。

ダリアがくるまで待った。バケモンにばれた直後に来た。

ちょうどよすぎる。コワイ。あいつが怖い。

でもそれを言うこともできない

またバケモンが現れたら。俺は助からない。戦えない。

あいつがいないと俺はダメなのかもしれない

そうだ。そうなんだ。

あいつが俺に付きまとうようになってから。。。

ーーーーーーーいやな予感がするーーーーーーー

6日後ー

あいつはどう思っているのかはわからない。でも不思議なことに。

あいつのフードは風が強くてもびくともしない。

風に逆らっているみたいだ。陰に隠れてこそこそと過ごしているから。

顔も見えない。見ようとするとベットの上にいる。

殺されたりはしてないけど。見ようとするのもだめらしい。

化け物が来なくなってから。。。

ーーーーーーーいやな予感がするーーーーーーー

あいつが来てから3か月がたった8月ー

ダリアが言った言葉が

単純でーーー

でも怖くてーーー

聞きたくなくてもーーー

聞こえてしまうーーー

そんな言葉だった。

「そろそろだね。」

これが怖いと感じたのは初めてだった。

そして今。

「そろそろだね。」の意味が分かる瞬間が来た

ーーーーーーーもう駄目な予感がするーーーーーーーー

俺は何もない真っ黒な場所に立っていた。

俺「ここ。。。どこだ？。。。」

ダリア「知りたかったら歩きなよ。」

歩き回った。歩き回って気づいた。石しかない。

文字が書いてあった。読めなかったけど指でなぞって分かった。

墓だ。

しかも俺の。

俺は死んだ。そして、真っ黒な画面に現れた英語。

「BAT END」

～終～

謎が多めの小説になったんじゃないかと思います。

色々な考えを待っています。コメントに書いてください。

さて。解説しましょうか。解説はコメントに書かせてもらいました。

よく読んで、考えて、理解してください。

では、またいつかどこかの小説で会いましょう。