星のカービィwii小説(17)「エッガーエンジンズ」
カービィ達は冒険の途中でマホロアが言っていたエッガーエンジンズにやってきた。
「すごい場所だねー。いろんな物が自動で動いてるよ」
「高度な文明が栄えていたハルカンドラということが良く分かるな」
「でも、なんか危ないよ。気を付けなきゃ…」
エッガーエンジンズは危険な場所だった。
高速ベルトコンベアやプレス機等が沢山ある。
四人はなんとか機械を避けながら進んでいった。
すると、道中で光る敵を見つけた。
「あの光りは…?」
「スーパー能力だ!」
「この敵はホットヘッドに似てるね」
ホットヘッドに似たような敵は火を吐きながら攻撃してくる。
その攻撃を避けてカービィは吸い込みをした。
ごぉぉぉぉぉぉぉ
普通の敵とは抵抗の力が強かったがなんとか吸い込めた。
「ドラゴストーム!」
メタナイトが言った。
「カービィがドラゴストームをコピーするのは二回目だな」
すると大王が反応した。
「二回目だと?オレ様は始めてみたぞ!」
「きっとカービィの圧倒的な力に悔しがってずっと下を向いていたからだな」
どうやら図星だったらしく、大王は焦った。
「な、なに?ぜーんぜん悔しくなんかないわい」
「フッ、そうか」
メタナイトは無視してカービィを追った。
大王はまた悔しそうに下を見ていた。
エッガーエンジンズは焼け野原になっていた。
「それー!」
メタナイトが全力で制止した
「やりすぎだ!カービィ。大火事になってしまう」
「あ…」
カービィは調子に乗って攻撃を連発していたため火に気づいてなかった。
「何をやっとるんだばかもーん!」
「ごめーん」
「ごめんですむか!先に進めんぞ!」
大王の言う通り、目の前には燃え盛る炎が立ちふさがっていた。
絶望的かと思ったらこの場に似合わない敵が現れた。
雪だるまのチリーだ。
「わあ!ちょうどいいや。力を貸して!」
カービィはチリーを吸い込んだ。
すると頭には氷の帽子を被っていた
「カービィ、速く火を止めろ。ランディアどころではなくなる」
「うん!」
カービィは火に向かってこちこちといきをした。
火は一瞬で消えた。
だが、またカービィが調子に乗ってしまい、こちこちタックルで火の中に入ってしまった。
「あちちっ!」
三人はため息をした。
「やれやれ、だ」
この後、カービィによって火はすべて消された
続く
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