星のカービィWii小説(15)「vsグランドローパー」
デデデ大王の不満はたくさんありながらも、なんとか塔の頂上までたどり着いた。
「ここにローアのパーツがあるんだな」
「恐らくそうだろう。ここまで探してなかったのだからな」
塔の頂上にはコピーのもとが置かれてあった。
ファイター、ウィング、ウィップ、カッターの四つがある。
「これにする!」
カービィはウィングの能力を選んだ。
準備はできた。
「最後のパーツだ。それにマホロア言ってたがグランドローパーという恐ろしい敵がいるらしい。気を引き締めてな」
「どんな敵でもおれさまがぶっ飛ばしてやる!」
「その意気だ」
しばらく長い廊下を通ると部屋の中央に何か光っているものがある。
「あれは・・・」
「マストだな。」
「なんだと、戦いは・・・?」
「無いようだな。だいぶ高いところだし、敵もいないのだろう。さっさとマホロアのところに行くぞ」
「嫌だー!グランドローパーというやつと戦いたいわい!」
「戦わないならその方がいい。いいからローアに行く・・・・・」
メタナイトが喋っている途中にローアがまた部屋の中央に戻りさらに光出した。
するとマストを包み込むオレンジ色の光が見えたかと思うとローアで見た怪物と同じ見た目の生き物が出てきた。
「グランドローパーだ!異空間からの侵入者、強さは並ではないぞ。」
「なんの!」
「絶対に取り戻すよ!」
「マホロアとローアのために!」
四人はバッチリ戦闘態勢。
グランドローパーは叫び声をあげると口から魔力球を出してきた。
四人は素早く避け、いっせいに攻撃した。
「フェザーガン!」
「スピニングナイト!」
「ハンマーたたき!」
「スピアスロー!」
しっかりと命中したがグランドローパーはまだピンピンしている。
「なんだと、これだけのダメージを食らって少しも怯まんとは・・・」
「先程も言った通り、異空間からの侵入者だ。どれだけ強いかもわからない、どれだけ体力を持ってるのかもわからない。」
「分かっとるわい!それよりコイツめ・・・なかなかやるわい」
大王はしっかりハンマーを握りしめグランドローパーに挑みかかった。
「うりゃあああああ!」
デデデ大王の全力攻撃!
これはさすがのグランドローパーも少し怯んだ。
「さすがです、大王様!」
「ははは、オレ様をだれだと思って・・・」
グランドローパーは叫び声をあげて上空に無数の魔力球をつくり、いっせいに飛ばしてきた。
狙われたのはワドルディ。
「わああああ!」
ワドルディは避けることができず、まともに攻撃を食らい、ダウンしてしまった。
グランドローパーは攻撃の手を緩めない。
突進や魔力球、バーニングアタック・・・。
すると急にグランドローパーが姿を消した。
「消えた・・・?」
「後ろに気をつけろ!」
メタナイトが叫んだ。
グランドローパーは消えたかと思わせて、異空間から突進してきた。
メタナイトとカービィは逃げきれたが体力の限界だった大王が攻撃を食らってしまいチカラ尽きた。
「逃げるだけでは負けてしまう。カービィ!」
カービィはメタナイトと目を合わせた。
作戦は目を合わせた瞬間、一瞬で決まった。
「行くぞー、コンドルずつき! コンボらっか! フェザーガンねらいうち!」
「メタコンドルダイブ メタチョッピング シャトルループ!」
二人はグランドローパーに攻撃させる暇を与えずに猛攻を開始した。
そのうちの強力な攻撃が当たった───!
するとグランドローパーは体を丸めさせてた。
体色も黒に変化し、禍々しい感じになっている。
「変化した・・・?」
「だいじょーぶ!さっきと同じ作戦で行こう!」
二人は再び攻撃をしたが全部効いてない。
グランドローパーは異空間から敵を出してきた。
「そんな・・・」
ただでさえ相手するのが大変なグランドローパーに仲間が付いた。
バウンシー、ブロントバート、ソドリィ・・・。
全員あやつられており動きがぎこちない。
プププランドの住民なのでなるべく傷つけずに戦わないといけない。
絶望しかけたとき一人、目立った敵が現れた。
その敵はブレイドナイトとよく似ていて、体から光が出ている。
「ウルトラソードだ!」
カービィはウィングの能力を外し、チカラいっぱいその敵を吸い込んだ。
するとカービィの頭には豪華なソードの帽子。
手には超強力な大剣を握っていた。
「下の敵は私に任せろ。カービィはグランドローパーに集中して大丈夫だ」
「分かった!」
カービィはグランドローパーに切りかかった。
するとグランドローパーの黒いバリアが少しはがれた。
「やったあ!」
形成、大逆転。
メタナイトは傷つけない程度にあやつられた敵と戦っている。
「たああああああ!!!」
続けて二回目。
段々とバリアがはがれていく。
「はああああああああ!!!」
三回目!
「それええええええええ!!!」
四回目!
するとグランドローパーのバリアが全て剥がれ、無防備な状態になった。
「カービィ、こちらの敵は片づけた。トドメを頼む!」
「任せて!」
カービィはかなり疲れているがもちろん休んではいけない。
パーツを取り戻すため、最後まで戦う。
「トドメだ!食らえ、グランドローパー!」
グランドローパーはガードをしたがウルトラソードの超強力な攻撃を防ぎきれるわけがない。
体制が崩れた。
カービィは何度も切りつけた。
「これで最後だ。食らえええええええええええええええええええええええ!!!!!!」
最後の一撃を食らうとグランドローパーは徐々に姿を消していき、消滅した。
マストはまた、部屋の中央に浮いた。
すると、気絶していた大王と、ワドルディが起き上がった
「最後のパーツだ、早速マホロアに届けよう。」
「グランドローパーはどこにいった?」
「カービィが片付けた。なかなかしぶとかったがスーパー能力によって倒された」
「すごーい、さすがはカービィ!」
ワドルディがほめると大王は不満を言った。
「オレ様がトドメを刺したかったのだが・・・」
「仕方あるまい、気絶していたのだからな。それに、トドメはカービィじゃないと刺せなかった」
「なんだと~!オレ様もトドメくらいは刺せるわい!」
「行こう、マホロアが待っている」
四人は最後のパーツ、マストを持ってローアに戻った
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今回は私が作った中でかなり良い方のトピックだと思う
かなり力を込めて作ったから見てほしいな~(*^^*)
>>14
まて、なんで私に○ねやるの?
このトピのどこが、○ねってきいただけでしょ?