星のカービィwii小説（１）「彼方からの落とし物」

ここはあきれかいるほど平和な国プププランド。

その住人の一人カービィがデデデ大王とワドルディとケーキを持って鬼ごっこをしている。

「このケーキは渡さないぞ〜」

「こらまて！そのケーキは俺様のものだ！」

丘の上で本を読みながら見ていたメタナイトは

「随分と楽しそうだな・・・」

と言った。

その時です。

空に星型の次元を裂く穴、異空間ロードが出現した。

「あれれ〜？何あれ」

「ぐあっ」

突然止まったカービィにデデデ大王はぶつかった。

「わぁ！」

持っていたケーキを落としてしまった。

「どうしようこのケーキ・・・」

「ちょっとケーキを心配してる場合じゃないよカービィ。こっち見て」

「うーん？」

カービィが空を見上げると船が墜落してやってきた。

「なんでしょうかね・・・あれ」

「俺様にも分からんわい。とりあえず追ってみるぞ！」

デデデ大王を先頭に3人は走っていった。

墜落した場所でずっとその船を見ている。

メタナイトもやってきた

「なんだ？これは」

すると船の扉が開いた。

カービィたちは船の中に入っていった。

するとその中に一人の旅人が倒れていた。

マホロアという名前らしくこの船の持ち主らしい。

「どうしたの？だいじょーぶ」

と声をかけるとマホロアは飛び起きた。

急いで船の画面を見てみたら全ての部品とパーツがバラバラになっていたのが表示された。

「はぁ〜。コノママじゃローアがうごかせないヨォ」

その話を聞いてたカービィがやってきた。

「ローア？それがこの船の名前なの？」

「ソウだヨォ。ソレでブヒンとパーツがバラバラにナッテウゴケナクナッてるんダヨォ」

カービィは考えた。

（このままマホロアを助けないとあまりにも可哀そうだ）

「ぼくがローアの修理を手伝ってあげる！」

「え！イイノ！」

「もちろん！任せて！」

デデデ大王が入ってきた。

「俺様もだ。カービィばっかりにいい格好はさせん！」

「大王様。ぼくも一緒に行きます。」

「私も行くとしよう」

メタナイトも付いていくことにしたらしい。

「ミンナ・・・アリガトウ！サイショのパーツのバショはここダヨォ」

「クッキーカントリーか・・・」

デデデ大王が言った

「そうと決まれば早いわい。早速出発だ！」

「おー！」

みんなが声を合わせて言った。

ローアを飛び出しクッキーカントリーにあるパーツを取りに行くために四人が冒険の旅に出発した。

続く

2巻　https://tohyotalk.com/question/294891#msg10808040