〔5位あざす‼︎〕星の少女
低クオ&思いつきの勢いでかいたんですけどなにか((
和風感0小説‼︎((
まぁよければ投票してくれたら嬉しいな‼︎なーんて‼︎
あ、長い‼︎です‼︎
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12歳初夏
まだ涼しさを感じる夏の初め。
突然、友達の詩織が亡くなった。
今から詩織との最後の会話の一部始終をお話しする。
「ねぇ、楓」
「なーに?」
「このまちにはね、むかーしむかしからこんな言い伝えがあるんだって。」
「言い伝え?」
「うん。私もこの前お母さんから聞いたんだけどね。」
『夏の星降る日。神に導かれし少女が天から舞い降りる。』
「っていうらしいの。なんかね、お母さんが昔その少女と会ったことがあるんだって。」
詩織は長く美しい黒髪を風に靡かせながらそう言った。
詩織は私より5cmほど身長が高いから同い年なのに年上に見える。
「少女...か」
「まぁ言い伝えだからほんとかどうかわかんないけどねー」
「だよ、ね...」
私はこの会話が今でもすごく頭に残っている。
これが詩織との最後の会話だったのも理由のひとつとしてあるだろうが、それよりももっとなにか忘れられない理由がある気がする。
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12歳夏至
1ヶ月前の涼しさとは打って変わってものすごい暑さ。
「ひま、だなぁ...」
気づけば1番の友達だった詩織が突然亡くなって1か月。
涙はもうとっくに枯れた。
何の気なしに手帳を開く
すると1週間後の日付に星夜祭と書いてあった。
星夜祭とはこのまちで古くから行われている天の神様に祈りを捧げる祭の事だ。
毎年星夜祭は流れ星がたくさん流れる日に行われる。
私の家は100年以上星夜祭の準備の中心となってきたらしい。
おかげで私はいつも準備を手伝わされている。
「楓!星夜祭の準備手伝って!」
お母さんの甲高い声が聞こえる。
こんな暑さの中たいして好きでもない準備を手伝うのが嫌で私は裏口から抜け出した。
なぜかいつもより体が重く、着ている着物もいつもの2倍ぐらいの重さに感じた。
重い足を必死に動かして向かった先は神社。
私のお気に入りの場所。
いつもは誰もいなくてシンとしているけど今日は違った。
ポン...ポン...
その子は肩ぐらいの、とても美しい白髪が印象的な女の子だった。
1人で鞠をついてる横顔はどこか寂しげだった。
私はそのまま横を通り過ぎようと歩いて行く。
「あの...一緒に遊ばない...?」
透き通るような声で女の子が言った。
私はもちろん了承した。
女の子は茜と言って最近このまちに来たらしい。
喋ってみると茜はどこか不思議な優しい女の子だった。
「ねぇ、楓。もしよかったらなんだけど、星夜祭、一緒行かない...⁉︎」
「え‼︎行こう‼︎」
「やったぁ‼︎じゃあ、1週間後にこの神社に集合ね‼︎」
その後、星夜祭の前日まで私達は毎日遊んだ。
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12歳星夜祭
待ち合わせの夜。
私は茜の姿を見つけた。
けど昨日とはかなり雰囲気が変わっていた。
肩ぐらいだった美しい白髪は腰まであり、身長は私と同じくらいだったのに5cmは伸びている。
茜は狐のお面をつけて空を見上げていた。
「茜...?」
「楓‼︎行こ‼︎」
「う、うん」
口調もふわふわした感じだったのが強めになった気がする。
まるで生前の詩織みたい。
しばらく屋台を回った後私達は広場に行った。
まだ流れ星があまり流れてないからか人は少ない。
「茜、どうしたの?こんなとこに連れて来て...」
「楓...楓は私の事好きだよね...?」
「もちろん」
「実は私ね、茜じゃないんだ。」
茜...いや、その少女が言うには本当は茜なんて少女はいなくて、この体は「茜になる予定だった星」が人間の姿になるために作っていた体を借りたらしい。
「じゃああなたは誰なの...?」
「信じてもらえないかもしれないけどさ、私詩織なんだよ。1ヶ月前に私がしんだのはもちろん知ってるよね?しんだ後気づいたら星になってて近くにいた星と仲良くなった。星夜祭のために人間になる事も話してくれた。私はその星に頼み込んでその役を代わってもらったんだぁ。」
「星降る日の言い伝え...かな」
「そんな綺麗なものじゃないよ。けどね、ほら見て」
詩織の腕を見ると透けていた。
「これね、痛くも痒くもないんだよ。ふわふわした感じで気持ちいいんだぁ。けど、もう私星に戻っちゃうのかも。」
「...そんなのやだよ...」
「私ね、こうやってまた楓と一緒に過ごすために一時的にでも人間の姿になったんだよ。」
そう言ってるうちにもどんどん詩織の体は透けていく。
「だからね、楓。ありがとう。この1週間私と一緒にいてくれてありがとう。」
そう言って詩織は優しく微笑んだ。
その次の瞬間、詩織の姿は完全に消えた。
詩織がいたはずの場所には詩織が来ていた着物だけが残っていた。
「詩織...」
気づけば枯れたと思っていた涙が頬をつたっていた。
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24歳杪夏
あれから12年が経った。
もう夏も終わる頃。
私は今星を研究している。
いつかまた"星“に出会えると信じて。
あの日と変わらない夜空を見上げると一等星が輝いた。
その輝きは詩織の優しい笑みに似ていた。
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