数学で役に立たない定理・公式
数学でほとんど役目のない定理を紹介します。
3位 ロルの定理
言いたいことはこうです。「あなたは前を向いています。そこからゆっくりと後ろを向いてください。今あなたは後ろを向いていますね?前を向いた状態から後ろを向くまでの間に、あなたが横を向いたタイミングがあります。」と。当たり前すぎて逆に何を言いたいのかいまひとつわからない定理なのですが、こういう定理なんです。
2位 ド・モルガンの法則
言いたいことはこうです。「ある集団があり、二つの持ち物AとBがあるとします。集団からAを持っていない人を排除します。つぎにBを持っていない人を排除します。残ったものはAとBの両方を持つ人です。」と。これも当たり前のことを言っているだけです。そのうえこの法則はA^c U B^c = (A ⋂ B)^cとかいう意味不明な記号で習わされるので意味が伝わりづらく、より一層無意味な公式になっています。
1位 ヘロンの公式
三辺の長さから三角形の面積を求めるという、一見すると凄そうな公式ですが、この公式を正攻法として使う問題はテストには一切出ません。この公式で解ける問題はこの公式を使わずに説いたほうが確実に早く解けます。一瞬便利な公式のように見せかけつつも結局無意味であるという、タチの悪い公式です。
無意味な定理は覚えなくてもなんとかなる
数学の定理や公式は、煎じ詰めれば当たり前のことを言っているにすぎません。基本さえ理解してしまえばこっちのものなので、なにも無理することはないのです。
成程、興味深い。
ヘロンの公式は発明当時は重要手段でも今では役に立たない化石に変貌した訳だな。時代成長と需要面で置き去りにされるのが現実だろうな。
>>4
確かにそうかも。
昔の人にとっては画期的な定理だったかもしれない。しかし、ヘロン氏を凌ぐの画期的で実用性の高い公式が発明された為、ヘロンの公式は不要になったかもしれない。
>>5
ヘロンの公式はもともと需要がなかったんだってば。ヘロンの公式を作り出す前のやり方のほうがヘロンの公式自体よりも実用的ってことよ
>>6
なるほど!
具体的に教えて頂きありがとうございます。数学の役に立たない公式は想像以上に沢山ある事を学べました。
今後の数学勉強に活用します。