誰でも書けるようになる!小説の書き方
皆さんこんにちは!めいといいます〜
この記事では、ど素人でもそれっぽく書ける小説の書き方を解説していこうと思います!
それでは早速本題に入っていきましょう!
直接的な表現を避ける
①「好き」「怖い」「楽しい」「恥ずかしい」などの直接的な表現は使いすぎないようにしましょう!
できるだけ別の表現で書くだけでぐっと印象が良くなります。
②関連する言葉を書くだけでも読み手に想像させることができます!
ダメな例
今日は彼女とデートをしてる。今は遊園地の帰りだ。疲れたなぁ。
「ね、手繋ごう?」
そう言って彼女が手を出してくる。
恥ずかしながら言ってくる姿はすごく可愛い!
でも今手が汗まみれなんだよね。気持ち悪がられちゃったらどうしよう。
「あー、うん。いいよ」
「ありがとう!」
↓
久しぶりの、二人きりでのおでかけ。長い間遊んでいなかったせいか、羽目を外しすぎたようだ。
ジェットコースターに乗りすぎたせいで頭が痛いし、彼女の方も心なしかげんなりしている。
「ね、手繋ごう?」
そう言いながら手を差し出す彼女の頬は、ほんのりと赤く染まっている。そのいじらしくこちらの顔を伺う姿に、思わず息を呑んだ。
「あー、うん。いいよ」
汗まみれの自分の手が気になったが、思わず頷いてしまった。
「えっ、ほんと!ありがとう!」
①疲れた→心なしかげんなりしている
恥ずかしい→頬をほんのりと赤く染める
可愛い→いじらしい姿に思わず息を呑む
②遊園地のデート→ジェットコースター・二人きり・おでかけ・彼女
物語の進め方
人物の行動によって、周りのどのような影響がもたらされるかを考えていきます。
では、先ほどの例文の続きを考えていきましょう!
例えば、このように進めていきます
女の子:手をつないでもらって嬉しい→笑顔になる
男の子:彼女の笑顔を見て自分も嬉しくなる→手を握り返す
汗が滲む手を気にしながらそっとその手を受け入れれば、彼女の表情はぱああっと明るくなった。
手を繋ぐだけでこんなにも喜んでくれるとは。
ゆるゆるとだらしなく緩む頬を左手で抑えながら、その小さな手をぎゅっと握った。
ちなみに感情の表現はこのように言い換えています
嬉しい→表情が明るくなる、頬が緩む(だらしなく、ゆるゆると)
繋げるとこうなります↓(読み飛ばしても大丈夫です)
久しぶりの、二人きりでのおでかけ。長い間遊んでいなかったせいか、羽目を外しすぎたようだ。
ジェットコースターに乗りすぎたせいで頭が痛いし、彼女の方も心なしかげんなりしている。
「ね、手繋ごう?」
そう言いながら手を差し出す彼女の頬は、ほんのりと赤く染まっている。そのいじらしくこちらの顔を伺う姿に、思わず息を呑んだ。
「あー、うん。いいよ」
汗まみれの自分の手が気になったが、思わず頷いてしまった。
「えっ、ほんと!ありがとう!」
汗が滲む手を気にしながらそっとその手を受け入れれば、彼女の表情はぱああっと明るくなった。
手を繋ぐだけでこんなにも喜んでくれるとは。
ゆるゆるとだらしなく緩む頬を左手で抑えながら、その小さな手をぎゅっと握った。
地の文の書き方
地の文(会話ではない部分)は、基本的に「た」と「る」や「体言止め」を交互に文末にすると読みやすいです。
例えば、
彼女が手を差し出した。驚いた僕は思わず振り払ってしまった。彼女は悲しそうな顔で笑った。
その顔に焦った僕は思わず強引に手を取って歩き出した。
突然のことに彼女は戸惑っていたが、すぐ嬉しそうにはにかんだ。
文末が「た」ばかりだと読みにくいですよね。そこで文末を変えてみます。
彼女が手を差し出す。驚いた僕は思わず振り払ってしまった。悲しそうに笑う彼女の顔。
その顔に焦った僕は思わず強引に手を取って歩き出す。
突然のことに彼女は戸惑っていたが、すぐに嬉しそうにはにかんだ。
まとめ
今回のポイントのまとめです
①直接的な表現をそのまま使わない
②関連する単語で読み手に想像させる
③「人物の行動」と「それによる影響」を考えて物語を進める
④文末に「た」を多用しない
質問があればコメント欄にて気軽に言ってください!
続編も近々出す予定です。ここまで読んでいただきありがとうございました!