バックルーム オリジナル The Middlerooms Level M-3 Strange Subway Hollways
↑The Middlerooms Level-3で最初に撮影された画像、階層全体が非常に明るい照明で適度に照らされている事が確認できる。
階層の基本情報
生存難易度:Class 3
空間安定度:非常に安定
実体信頼性:非常に敵対的
精神安定度:比較的安全
階層の概要
⭐︎空間構造
この階層はThe Middleroomsの3番目の階層です。「Middlerooms」とは、The Backroomsの様に異常特性や異常構造を持ちながらも、現実世界である「The Frontrooms」に存在する物理法則やユークリッド幾何学に沿った性質も保持している、いわゆる「中間的存在」の空間の総称です。
この階層は、日本に存在する地下鉄と酷似した構造を持つ有限と推測される空間です。床部分は薄汚れた赤煉瓦、壁と天井は薄汚れた黄土色をしたコンクリートの様な物質で構成されています。天井には一定の間隔でパネル状の照明が設置されており階層全体を明るく照らしています。これにより、この階層の探索の際には光源などは一切不要です。
この階層は、上記の様な基本的な構造物が通路を生み出し複雑な通路を生成しています。画像の通りに通路が一部凹んだように階段を生み出していたり、少し上り坂になるような斜めの通路を生成していたりなどなど、複雑な空間構造を生み出しています。これにより、この階層は探索の際に非常に迷い易くなっています。更には、この階層での1階、2階、3階、、、の様に階を明確にする高さの基準を設けるのが非常に困難な程構造が入り組むためマッピングすることが非常に困難です。なので、この階層の探索の際には常に今まで通った場所の構造を記録、把握する事が非常に重要です。
この階層では一部が未知の黒色の物質で染められています。この物質は主に床部分に引っ付いており、触ると独特の粘り気があります。この物質は極めて高い毒性を持っており、飲用することなんて言語道断です。やるのは相当の馬鹿か天才です。この液体については下記を参照。
この階層では、稀に人の顔をしたような犬の様な存在に遭遇する事があります。この存在は我々人間に対して非常に敵対的で、鉢合わせた場合必ず襲いかかってきます。ただし、この情報は非常に信頼性が低く未確証なものが多いです。これについては追記や追加のチョ王さが求められます。
その他、この階層には通路の側面に偶に広告のポスターが貼られている木の板が仕舞われたガラスのショーケースのような場所が存在します。これに貼られているのはThe Frontroomsに実在する企業や小売店などのポスターなどが殆どで、一貫して劣化していると言う特徴を備えています。
これ以外にこの階層が所有する異常特性は特に存在せず、これ以外は非常に安全で探索も容易です。しかし、いくつか探索を困難にする「イベント」が存在します。これについては下記を参照。
⭐︎この階層で発生する事象
この階層ではいくつかの「イベント」が発生します。この中には生命に関わる非常に危険な事が多いです。もし運悪くこの事象に遭遇してしまった場合、下記に同時記載してある対処プロトコルをすぐさま実行して下さい。
❶「消灯」
1つ目のイベントは「消灯」です。その名の通り、階層全体の照明が消える事象です。このイベントでは、階層全体に設置される蛍光灯が動作を停止し階層全体が暗くなります。このイベントは非常に稀に発生し、最大で数時間ほど持続し、最短で2〜3分ほど続きます。階層全体が消灯する以外に特に大きな異常事態は発生しませんが、階層の探索が一時的に困難になります。光源を使用することで安全に探索する事が可能です。敵対的な存在には注意しましょう。
❷「警告ベル」
2つ目の事象は「警告ベル」です。字を読んでごとく警告ベルらしき機械音が鳴り響く現象で、階層の限定的な場所で発生します。この現象が発生している箇所の蛍光灯は段々と光度を失っていき、次第に赤みを帯びた暗い光を発する様になります。これがチェイスの合図で、どちらか一方から人型の4速歩行の実体が走ってきます。彼等に捕獲されないようにしましょう。
❸「崩壊」
3つ目は階層の限定的な箇所が崩壊する現象です。天井、床、壁が崩れ落ちます。勿論これに運悪く直撃してしまった場合殆どは大怪我を負うでしょう。
⭐︎対処プロトコル
❶対処プロトコル
蛍光灯がチラつき始めたら、所持している光源を使用して下さい。視界は非常に劣悪で、敵対的な存在が活動し易い非常に危険な状態です。警戒を怠らずに常に周辺を哨戒することを推奨します。
❷対処プロトコル
蛍光灯の光が無くなり、赤色の光に代替されたら敵対的な実体が追いかけてくる方向とは真逆の方向に走って下さい。敵対的な実体は威嚇すると怯みますが、数が多いので現実的では無いでしょう。赤色の光が無い場所まで全力で走り続けましょう。
❸対処プロトコル
大きな揺れが発生し軋む様な音が聞こえたら瓦礫に押し潰されない様に、常に周辺を警戒し動き続けて下さい。頭を防御するなど、緊急事態に備えましょう。
⭐︎実体について
❶4足歩行の人型実体
非常に敵対的な実体です。この階層を探索する人間を発見すると襲いかかってきます。この生物に対して物理攻撃は有効で、無力化するのは非常に容易です。又、威嚇することで相手は怯みます。通常は階層内部を数匹のグループで徘徊しています。
❷淡い白色光を発する球体
友好的な実体です。この実体は未知の原理で宙を浮いており、非常に速い速度で移動しています。この実体は放浪者の眼前に出現すると、導く様な素振りを見せ、案内します。この球体について行くとM-0に導かれる。
入り口と出口
⭐︎入口
・Level M-2の脱出条件を満たすとこの階層に移動する。
⭐︎出口
・この階層の脱出条件を満たすとM-4に到達できる。
・「崩壊」で発生した亀裂に落ちるとThe Voidに外れ落ちる
脱出条件
この階層に存在する錆びついた緑色のドアに入る。