【ショート小説】私が恋したのは

9 2023/05/10 15:27

「ピピピピッピピピピッ」

アラームの音。外でなく鳥の鳴き声。

朝だ。いつものように学校に行く準備しなきゃ、、

と思った小6だったはずの私が、、

「えええーーー!?」

スマホを見ると、固まってしまった。

『20××年7月2日』 確か、今、、じゃなくて、6年の私が生きていた時代は20〇〇年。

だから、4年も経ってる!?ってことは、、今私は高1。

ありえなすぎる。どこの高校に通ってるのかな。

その時、スマホが鳴った。

『学校行くよ。お前の家の下で待ってるから。』

私の幼馴染からだ。

ガチャ。

「おせーよ。昨日は『明日早く来る』って言ったのに。」

昨日なんて知らないよ!なんて返せばいいの!?

「え、えっと、、ごめん。ね?」

「、、大丈夫。行くよ。」

え、、優しい。ツンデレ、、?

って、違う違う!私は元の世界に戻らなくちゃなの!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1日が終わった。授業何もわからなくて、めっちゃ大変だった。

だけど、幼馴染だけは優しかった。

私は、そんなあんたが好きになっちゃった。

違う、、今、じゃない。こっちの世界の、未来の。あんたを好きになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ピピピピッピピピピッ」

あ、朝だ。いつの間に寝ちゃってたんだ。

私はベットから飛び起きてスマホを見た。

『20〇〇年7月3日』

戻った!?良かった、、

あれ、?支度をしてたらカバンから一枚の手紙が出てきた。

開けてみたら、こんなことが書いてあった。

『昔の加子へ

 俺は、未来のお前も好き。

  だけど、昔の加子も好きだから。

   今はやんちゃでも、将来。

    俺は絶対お前の好きなやつになるから。

                高1の未来より』

いいねを贈ろう
いいね
9
コメントしよう!
画像・吹き出し

タグ: ショート小説

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する
暮らし2023/05/10 15:27:16 [通報] [非表示] フォローする
TTツイートしよう!
TTツイートする

拡散用



感想お待ちしております!


2: RAi @Sakuma0705 2023/05/12 23:59:39 通報 非表示

>>1
上手!すげえなんか言い表せないけどすごい!((語彙力


4: 怜, @Codereifn_2023/05/14 08:54:49 通報 非表示

>>1
最高……上手だね


うわぁめっちゃいい…♡手紙の内容も良く考えたね‼


こんにちは!お上手ですね!物語の展開が意外なのがいいですね!(←ごめん、語彙力ない)


画像・吹き出し

トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する