屋上での告白!？ 5

ガラガラ

屋上の扉は錆びついてして結構汚れている。

掃除がされていないんだろう。

そして私は屋上に足を一歩踏み入れる。

絵美「……！」

奥には海里がいた。

何で呼び出し…たんだ…………なんか…緊張する…………

そして海里は気配に気づいたかのように後ろを振り向く。

海里「やぁ、来てくれたんだな。　遅いから来ないのかと思ったよ。」

絵美「来ないわけがないでしょ？　」

海里「あぁそうだな。」

絵美「今日、女子にめちゃくちゃ囲まれてたね〜」

絵美「人気者……いいなぁ〜」

うらやましいなぁ〜

私なんかちやほやされた事なんてそうそうないよ〜

って羨ましく思っていると、、

海里「そうか？」

とちやほやされるのが当たり前だからこんな事が言えるんだろうな。

あっ嫉妬しすぎ…じゃあ駄目…だよね。

絵美「そうだよ！」

つい大きな声を出しちゃった。

海里「お前は可愛いから普通にちやほやされてるんじゃないか？」

か…か……可愛い…！？！？

ちょっと待って何でこんな事に！？

男子から可愛いだなんて…初めて言われたんだけど！？

絵美「わ…私は可愛くなんかないわよ。」

海里「可愛いだろ？　普通に。」

と言って私の近くに来る。

！？　何でこっちに来た！？

海里「なぁ絵美。」

海里が目の前にくる。

絵美「な…何？」

海里「突然ですまないが…」

絵美「……」

すまないが…？

すまないが…？？？？

海里「付き合え」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回へ続く。