木漏れ日と一緒に(1)
私は夜桜シュンです!高校一年生!
お母さんが、外国人だよ!
えへへ!これからよろしくね!
―――――――――――――――――――――――――――
「いってきまーす!」
「あら、シュン、気を付けてね?」
「はぁーいっ!」
でも、気を付けるべきなのは、お母さんたちだった...
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学校での出来事。
「夜桜さぁーん?ちょっと職員室まで来てくれるかしら?」
ギックー!!
なんかやったっけ?(;´Д`)
「は、はぁ~~い」
バクバクする心臓を抑えながら、職員室の中を歩いていく。
「電話が来ているの」
あ、なんだぁ~~
「はぁーい!!」
めっちゃくちゃ笑顔で言ったもんだから、あまりの変わりように先生もドン引き!
「あ、あぁ、ハイ、受話器ね、コレ。」
「ハイ、夜桜ですっ!」
「あ、夜桜さん?警察のものです~」
えっ...?
「ど、どうされました?」
「あなたのご家族は、お母様、お父様、シュンさんの3人ですよね?」
「はい、そうですが...」
「残念ですが...」
――――――!!
「お二人とも亡くなりました」
えっっ...?
「ですので、色々とこの後のことについてお話しますので、こちらまで来てくださいませんか?」
「あっ...はい。」
声がかすれてしまって、これではまるでおばあさんの様だ
「それでは、失礼します。」
ガチャ
「どうしたの?」
と、先生。
私が経緯を説明すると、
「それはお気の毒に...では、帰りなさい。気を付けてね。」
――――――――――――――――――――――――――――
帰り道、私は一人暮らしになるのだろうかと思った。
お母さんもお父さんも天涯孤独なのだ。
そして、家に着いた。
パトカーがたくさん。
私、どうなっちゃうの...?
続く!
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