【小説】ずっと一緒だから。2話

＃登場人物

❄️立花　風花（たちばな　ふうか）

💫山崎　花蘭（やまさき　はるか）

☔立花　水無月（たちばな　みなつ）

☔山崎　晴美（やまさき　はるみ）

⚡石田　紀伊（いしだ　きい）

👨‍🏫丸石　香菜（まるいし　かな）

＃本編

❄️風花視点

「私,山崎　花蘭は転校します.」

……………………………………………………

私は絶句した。思考停止した、頭が真っ白だ。

「山崎さんはお家の用事で〇〇に引っ越すことにしたのよね?お家の用事だから仕方がないわ」先生は軽い口調で話す。

どうしよう、生まれてきたときから一緒の幼なじみでもある、大親友でもある、そんなアタリマエのことがなくなるなんて信じられない.

私は耐えられなくなったのか大きな涙が一粒二粒とだんだん頬に落ちていく…。

「ｸﾞｽｯﾋｯﾋｯﾋｯｸﾞｽ（泣）」

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

クラスメイトがざわめく中,1人泣いていた。

と思ったが泣いていた人はもう一人いた。

そう,花蘭だ。

「ｸﾞｽｯは…ﾙｶ??」　「ｸﾞｽｯﾋｯふうちゃんっ…っｺﾞﾒﾝね泣」

どうして?どうして謝るの…。

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ👏

「お喋りはまた後でしてね(^^)　お知らせは以上になりますっ」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

心が落ち着かない中授業が終わった。

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ｷｬｰｷｬｰｷｬｰｷｬｰ!!!!!!!!

〜中休み〜

私は花蘭と話そうとした。その瞬間誰かに薄暗い部屋に押し込まれた。

よく見ると…それは私の嫌いないじめっ子【石田　紀伊】だ。

あのトラウマが蘇る。

「ｯﾊﾊwwwwwwwwwwwwwww」

恐怖の笑い声、私にとっては悪い存在だった、

「なに…急に。」恐る恐る話しかけてみると…

「花蘭はうちのものだから。」

〜終〜