Rain_【物語】

3 2023/07/16 17:52

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僕は普通の男子高校生。

特技もなく頭の良さも平均か、それより上か。

運動も平均かそれより下。

家族は弟と両親がいるが、高校生になってから一人暮らしを始めた。ただ一人が好きだったから。

普通に友達もいて、明るすぎず暗すぎないそんな僕。

でもそれは周りから見たらの話。

ある日、ネットを始めた。

別に、適当に検索していたらコメ欄で話している人がいたのでそれに混じって話す程度だった。

仲いい人ができた。でもその人は別のサイトだけで活動するようになり、僕はそれを知りそのサイトにアカウントを作った。

絵を投稿する人が多かったから自分もなんとなくで絵を投稿した。

いいねは思ったよりついていたが、そのサイトのコメント欄は荒れ果てていた_

いい人だっていた。それ以上に口が悪い人が多い。

僕はそれを始めてから....

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人と喋るのがめんどくさかった。

それはもとからもだったが、それを始めてから更に怖くなり、めんどくさくなった。

でもそんなのを表に出して話していたら嫌われて、なにかされるのではないか。

いつもマイナスになってしまう。

だから笑顔を作って普通に話す。

前まではそんなことしなくても笑っていられた。

好きな人さえ、2次元にさえ推しもいない僕は好きなものもなく、夢中になれるものもなく、あのサイトを見てからネットもリアルも怖かった。

でもたまにネットを覗く。

その度に傷つくのはわかってた。

でもやめられなかった。

傷つきたかった。

このまま傷ついていっそ死ねたら楽だと思った。

ある日学校も行かなくなった。

友達からのメッセージもあった。

「どーしたん??w待ってるから来いよ!!」

とか。

優しさで言ってくれてるのかもしれないが、僕には脅迫にしか見えなくなっていた。

親には適当に誤魔化し、学校に行っているフリもした。

学校に行かないから勉強をしないわけでもなく、課題はメッセージで送られてきていたから、なんとなくでやっていた。

ゲームをやっても飽きてしまった。

そこからすべてがなんとなく、流れるがままに。

そんなとき、近所のスーパーに行こうと街の中を歩いていたときだった。

一つの音楽が流れていた。

他の雑音がうるさい。気持ち悪いと思っても。はっきりと聞こえた。

こんなに自分が好きになれる音楽があったのか。

バンドだった。名前は Rain_ だった。

帰ってから静かな部屋でヘッドホンをして聞いた。

泣いた。 もうずっとおさえこんでいた感情が溢れたようだった。

バンドのメンバーには僕と同じような体験をした人がいた。

その人を調べていたら、あの日、あのサイトで喋った一人の仲のいい人だった。

名前も覚えていなかったけれど、いや、名無しで喋っていたかもしれない。

でもある日送られてきた歌声と同じだった。曲も、すべてが。

あのときは音楽になんか興味もなく適当に聞き流していたし、はやりの曲さえも知らなかった。

それからはあのサイトで馬鹿にされたり、いいねもたくさんもらえた絵を練習するようになった。

そして作詞作曲、歌も。

Rainのメンバー、NAKI。あの人に進められた。

僕は気づいていなかった絵の才能と音楽の才能を褒めてくれた。

嬉しかった。

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そして今。僕は高校を中退したが、イラストレーターとRainのメンバーとして活躍している_

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あとがき(?)

なんか色々ストーリーがごちゃごちゃだけど

てか会話文なさすぎだけど許して😘((最後ですべてが台無し

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