奇跡‼②[物語]
〜〜登場人物〜〜
春先 恋（はるさきれん）
春休みに隣に引っ越してきた和馬を好きになってしまった陽キャな女の子。
長崎 海（ながさきうみ）
恋が好きな男子。真面目でかっこよくて優しくて。クラス一のモテ男子
潮崎 和馬（しおさきかずま）
春休みの間に恋の隣に引っ越してきた男子。引越し先にいた恋を好きになり…
羽崎 結実（はざきゆみ）
恋の友達。結構なサイコパス
＝＝6年生＝＝
ピーンポーン
わっやばい。結実だ。。今日は和馬と学校行く約束してるのに。。
「れもん〜早く学校行くよ〜？」
れもんとは、私のあだ名だ。名前のれとんの間にもを入れてれもん。
私も可愛いからちょっとお気に入りのあだ名。
「ご、ごめん。結実。今日は、用事があるから先に行って！ごめん。。。」
これでなんとかなる。
もうすぐしたら和馬が私の家に来るから早く結実との話を切り上げなきゃ。
「あ〜用事あるの？学校で待ってるねぇ〜」
「うん！」
はぁよかった。
和馬くんとは春休みにたくさん喋ってあだ名も覚えてもらった。
今日は一緒に登校。。
ピーンポーン
今度は和馬くん！
だよ、ね？
おそるおそるドアを開けると和馬くんが居た。
「よ。学校行くぞ。」
「うん。ちょっとまってね。」
すぐにバッグに水筒を入れて戻った。
「じゃぁ行こ！」
「そうだな。」
すごい笑顔で言われたからドキドキしちゃった。。この音が聞こえてないか心配なくらい。。。
登校中は適当な会話をして、目の前が学校、、のところまで来た。
最初に集まるのは体育館。
「俺は体育館の前に職員室に寄ってく。じゃぁ。後でな」
「わかった！」
そう行って別れて、体育館に向かってるときに
「れもん‼」
と呼ばれて後ろを向いた。
え、？海くん。。どうしよう。。
「ど、どうしたの？」
「これ、手紙、読んで。」
「え、？あ、うん。」
「んじゃ、お先に。」
といって海くんは体育館に行った。
私はとりあえずその場で手紙を読んだ。
その内容は、5年生の三学期に私を避けてしまった理由、これからもずっと友達で居てほしい、
等が書かれていた。
私は涙が出そうだけど、ここで泣いたら駄目だ、と体育館へ向かった。
＝＝始業式＝＝
校長先生の話も終わった。。
次はなんだろう。
「転校生を紹介します」
あ、和馬くんだ、、
と思ったら横から突然
「れもん、今日和馬くんと学校に来た、よな？」
海くんだった。
「あ、うん？そうか、海くんの親戚の、友達、だっけ？」
「うん、れもんの隣の部屋に住んでるんだろ？」
「そうだね。春休み中に仲良くなったから、、って喋ってたら怒られるよ〜」
「あ、ごめん」
あ、和馬くんの自己紹介だ、、
「第一小学校から来た潮崎和馬です。6年です。よろしくおねがいします。」
和馬くん、やっぱり、、かっこいい。。
と思ったら周りの女子が、
「あの和馬くんすっげぇかっこいいんだけど〜」
「クラス同じだったら入ってきた瞬間告白とか！」
「勇気あるねぇ」
は？和馬くんはかっこいいけどほとんどの女子は苦手って聞いた。
告白されたこともあるらしいけど全部断ってる、
だから告白するだけ無駄だよ。と笑うようにその女子たちを見た。
＝＝教室へ＝＝
嬉しいことに海くんとも和馬くんとも結実ともクラスがおなじになった。
いろいろあって和馬くんと隣の席に。。
すごい、、嬉しい。。。
休み時間は女子が和馬くんに集まっていたけど私はその間を通り抜けて和馬くんを図書室に誘い、一緒に喋っていた、のだが。
「れもん！ふざけないでよ。和馬くんとふたりきりが許されると思ってるの。？」
「なに？春休み中に仲良くなった友達だからいいでしょ。は、春休み中はずっと、二人で、遊んでたし。」
「はぁなにそれ？じゃぁ逆に学校にいる間は私達と喋らせてくれてもいいんじゃない？」
「なんで？和馬くん女子苦手だってよ？」
「じゃぁなんでれもんは？」
「知らない。でも私とは喋れるって、ね？和馬くん。。。」
あ、すごい和馬くん怒ってる。。
「名前も知らねぇけどれもん以外の奴ら来るんじゃねぇよ。ぅるせぇ。ここ図書室なんだよ、それくらい分かれ。」
はぁ和馬くんやっぱりかっこいいって。。。でも私以外の女子のほうが絶対いいのに。。まぁ逆に私みたいな人だから喋りやすいのか。。
「和馬くんって案外冷たいのね。」
「お前らが無理に喋りかけるからだよ、んったく」
「和馬くん、もう喧嘩はやめて、教室、戻ろう？」
「。。。分かった」
すぐに教室に戻り、海くんと和馬くんと一緒に喋っていた。
なんて幸せなんだろう。でも、ある女子からは私達が付き合ってるって勘違いされてる。。。なんだよ、、、
でも今日も無事に終わり。
今日も奇跡だらけの日になるのであった。
終
あとがき
どうも〜？
今回は第二話でぇす
フォロー、いいね
お願いしまぁす
んじゃバイバイ
2022年1月30日