ソフィアチャンネルの六神が他の世界の幻想郷に幻想入りしたらどうなる?小説版
エクスデス「…?ここは…確か幻獣界にいたら下に変な隙間が空いて落ちたのか…」
エクスデス「それにしても、ここは…地下か?」
勇義「誰だい!?あんた!」
エクスデス「…鬼か…」
勇義「分かったんだね。私は星熊勇儀。あんたは?」
エクスデス「私の名はエクスデス。」
勇義「それにしてもあんた、気配的に人間じゃないね?」
エクスデス(バレたか…だが幻獣界のことが知られるのは避けたい)
エクスデス「ただの妖怪だ。」
勇義「そんなわけがない。あんたみたいなのが地底にうろついてたら危ないね!」
エクスデス「はぁ!?待て!」
勇義「スペルカード発…」
さとり「待って…勇義」
勇義「あぁ、さとり。引きこもりのあんたが出てくるなんて珍しいね。」
さとり「取り敢えず貴方。地霊殿に来てください。良ければ巫女のもとに送ってあげます。」
エクスデス(…いいか。どうせ事故でここに来たんだ。それにしてもあいつらは…?)
さとり「…仲間がいるのですか?」
エクスデス「!?」
勇義「あぁ。悪いね!さとりは心が読めるんだ。」
エクスデス「…そうか」
エクスデス(心が読める!?あまり出くわしたくなかった妖怪だな…)
さとり「そうだ…貴方は人間ですか?」
エクスデス「……妖怪だ。」
さとり(幻獣?本に書いてあった?ですが本人は悟られたくない…)
勇義「そうだ。仲間がいるのかい?どこにいるか分かるか?」
エクスデス「いや。普通に過ごしていたら下に隙間が空いて」
さとり「紫さんですか…」
勇義「どうせあの賢者は遊びでやってる…」
さとり「着きました。どうぞ」
エクスデス「…まぁここについて調べるか…」
カオスパート
カオス「痛て!?どこだここ!湖?」
チルノ「あ!お前誰だ?」
大妖精「チルノちゃん!危ないよ!」
チルノ「大丈夫!襲ってきたらあたいが凍らせてやる!」
カオス「お前ら妖精か?ここは?」
大妖精「ここは霧の湖です!貴方は幻想入りした人間ですか?」
カオス「…まぁそんな感じだ。」
チルノ「お前ー!あたいとしょうぶしろー!」
大妖精「ちょっと!チルノちゃん!」
カオス「すぐに終わってもいいなら。」
チルノ「弾幕ごっこで勝負だー!」
カオス「弾幕ごっこ?」
大妖精「えっと…チルノちゃんがすいません!弾幕ごっこはそれぞれが弾幕を出して戦うことです!ですが避けれない弾幕などは出してはいけないんです!」
カオス「…そうなのか?何故避けれない弾幕を?」
大妖精「弾幕ごっこはあくまで遊びなので相手を殺したりしては駄目なんです。これをスペルカードルールと言います!」
カオス「本気で戦ったら避けられない…勝負は後でいいか?」
チルノ「えー!」
大妖精「だったら博麗神社に行ってみて下さい!きっと霊夢さんが助けてくれます!」
チルノ「でもあの館には近づくな!恐ろしい吸血鬼がいるんだ!」
カオス「だったら行ってみるか…その館に」
大妖精「危ないですよ!」
カオス「大丈夫だろ。別に死ぬわけでもないだろうし。」
チルノ「分かった!後で弾幕ごっこしようなー!」
カオス「…さてここがその館か…門番寝てるぞ?」
美鈴「はっ!貴方は誰ですか!?」
カオス「…あ」
美鈴「え?」
咲夜「美鈴何故寝てるのかしら?」
美鈴「いや!違うんです咲夜さん!」
咲夜「貴方は幻想入りした人間ですか…取り敢えず紅魔館に入って下さい。ここなら妖怪には襲われません。」
カオス「…あ、あぁ…」
咲夜「お嬢様。幻想入りした人間を連れてきました。」
カオス(お嬢様!?)
レミリア「あら…取り敢えず座りなさい。」
カオス「は、はい…」
レミリア「私はレミリア・スカーレット。紅魔館の主よ。」
カオス「俺は…カオスです」
レミリア「カオス…貴方は幻想入りした心当たりはあるの?」
カオス「いや…普通に過ごしていたら目の前に目がびっしりある空間に落ちて…」
咲夜「…紫のせいですか…」
レミリア「どうせ紫の気分よ…まぁ、どうにかなるまで紅魔館で過ごしていいわ。」
カオス「あ、後仲間を探してるんですけど、落ちたとき逸れて」
レミリア「そう…だったら住むついでに探してきたら?」
レミリア「咲夜。この人の部屋を案内して頂戴。」
咲夜「畏まりました。お嬢様」
カオス「…紫ってやつ、何で俺たちを…?」
咲夜「恐らく気まぐれですね。紫はそんなやつです。」
咲夜「ここが貴方様のお部屋です。どうぞごゆっくりと。」
カオス「な、なんか申し訳ないな…でも、あのレミリアってゆうお嬢様、どこか出会ったような…」
カオス「考えても仕方ないし…そうだ、あのお嬢様に弾幕ごっこについて聞いてみよう。あの妖精とも戦う約束してたしな…」
咲夜「お嬢様。あの人を住ませて良かったのでしょうか…あの人、人間ではないです。」
レミリア「承知のことよ。何も知らなそうだったし。幻想郷について。」
咲夜「…ですが敵意は?」
レミリア「なさそうよ。でも、紫がお遊びであの子を幻想入りさせたとは思えない。何かあるわね…咲夜、紅茶」
咲夜「はい。お嬢様」
カオス「…あそういえば他には誰かいるのか?弾幕ごっこについても聞いてみるか…」