静岡男児溺死児童虐待事件

こんにちは！私は両親から小さい時から虐待を受けていたのがきっかけで、将来、児童虐待防止の中心的役割を果たす「児童福祉司」という仕事を目指している中学生です。虐待で辛い思いをする子、亡くなる子供が少しでも減るよう、このブログで少しでも児童虐待防止のお手伝いが出来たらなと思います。私の名前とプロフィール画面にあるオレンジリボンは児童虐待防止のシンボルマークです。

＊今、児童虐待を受け、悩んでいるお子さんや、子育てに悩んでいる親の方たち、もしよかったら雑談チャットにお越しください。相談に私でよければ、乗ります！😄

他にも、児童虐待に関する質問などあったら、回答します！

今回の記事...1991年に静岡県浜松市で起きた5歳男児虐待死事件を取り上げました！

事件の概要

事件で亡くなった子...男児(5)

事件の加害者　　　...実母の交際相手の男

発生地　　　　　　...静岡県浜松市

虐待の種類　　　　...身体的

虐待理由　　　　　...子どもの存在が実母との結婚に邪魔だった。

死因　　　　　　　...溺死

通告・保護　　　　...なし

亡くなった日　　　...1991年8月23日

事件の内容

事件の経緯↓

男児の母親から、「5歳の次男が布団の中でうつ伏せになって死んでいる」と119番通報がありました。死亡原因が溺死と分かると、家の中で溺死するのは風呂の中以外は考えられない、布団の中で死んでいるのはおかしいとして警察は殺人事件として捜査し始めます。密室での殺人事件として当時家の中にいた男児を除く、男児の母親と母親の交際相手の男を事情聴取すると、男性は事件とは無関係と容疑を否認します。しかし、母親が「私は殺していない。殺したのは男ではないか。」という趣旨の供述をします。この供述により、警察は本人否認のまま8月24日に男を殺人容疑で逮捕します。9月1日に一旦「男児を殺したのは私です。母親は関係ありません。」と自白しました。しかし、その後再び否認します。自白と否認を繰り返す中、検察は本人否認のまま起訴しました。

裁判↓

検察は裁判の冒頭供述で殺害の動機を「子供の存在が母親との結婚の邪魔になった」としました。また、男児に対して被告が様々な嫌がらせをしたと主張しました。これに対して弁護側は被告が男児を可愛がっていなかったとは言えず、また、母親の供述の矛盾を主張しました。ほとんど物的証拠がなく、争点は母親と男のどちらの供述の信用性があるかでした。1995年6月30日、 静岡地裁浜松支部（岩垂正起裁判長）は懲役10年の有罪判決を下しました。判決では鑑定書の死亡時刻8月22日午後9時20分から翌日午前3時20分となっており、Aの供述の方が信用性が高いとしました。

その後、被告は不服を申し出ました。1996年1月19日の東京高裁で岡田良雄裁判長は「母親が犯行に少なからず関わっていた可能性がある」として1審判決より減刑して懲役7年としました。その後、男は最高裁に不服を申し出ましたが1998年4月10日、藤井正雄裁判長は棄却した。

事件の疑問点として、検察が証拠として提出していなかった録音テープに、「母親が殺害をした」と自白していると思われる供述があることが裁判後に判明しています。弁護側は、死亡推定時刻に関する新鑑定書を裁判に提出し、再審請求を行ったが、2008年1月に東京高裁によって再審請求は棄却されています。

事件後↓

男は2005年3月に刑期満了で出所しています。現在、実名を公表して再審請求中です。

どうすれば助けられたのか

どうしたら助けられたのか↓

・母親が男児を殺害したと仮定すれば、育児関係の悩みかもしれないので、児童相談所に育児の悩みをお申し出くださいという、呼びかけを広める。

男の子が来世ではもっと幸せに暮らせますように

亡くなった男の子のご冥福を、心からお祈りします。こんな形でしか亡くなった男の子が生きていたことを証明できませんが、こういった事件が二度と起きないよう、皆さんにお願いがあります。児童虐待の疑いがある子を見かけたら通告をお願いします！😊 通告方法は簡単です。電話で189に電話するだけです。「いちはやく」で覚えられます。通信料も要りません。匿名でも大丈夫です。秘密も守られます。あなたの通告がその子どもの希望です。