井戸雄斗くん児童虐待死事件

6 2023/10/12 20:28

こんにちは!私は両親から小さい時から虐待を受けていたのがきっかけで、将来、児童虐待防止の中心的役割を果たす「児童福祉司」という仕事を目指している中学生です。虐待で辛い思いをする子、亡くなる子供が少しでも減るよう、このブログで少しでも児童虐待防止のお手伝いが出来たらなと思います。私の名前とプロフィール画面にあるオレンジリボンは児童虐待防止のシンボルマークです。

*今、児童虐待を受け、悩んでいるお子さんや、子育てに悩んでいる親の方たち、もしよかったら雑談チャットにお越しください。相談に私でよければ、乗ります!😄

他にも、児童虐待に関する質問などあったら、回答します!

今回の記事...1999年に東京都三鷹市で起きた井戸雄斗くんが亡くなった事件を取り上げました!

事件の概要


事件で亡くなった子...井戸雄斗(いと ゆうと2歳男児)

事件の加害者   ...実母

発生地      ...東京都三鷹市

虐待の種類    ...身体的

虐待理由     ...子育ての孤立と、泣き声にイライラした。

死因       ...低酸素脳症

通告・保護    ...なし

亡くなった日   ...1999年3月28日

事件の内容


1997年、雄斗くんが誕生。初産に不安を感じていた実母は、母にそばにいてほしいと思っていたが、その日は元旦だったこともあってか、母が実母の出産についてくれることはありませんでした。

若葉は無事大仕事を終えたことでホッとしながらも、母が来てくれなかったことに落胆していました。

1月4日になってようやく母が若葉のもとを訪ねてきたが、若葉はお産を見守ってくれなかったことへの落胆や反発心から、母に対しつっけんどんな対応に終始しました。

退院後の1月下旬、雄斗くんの健診があり、実母は母と連れ立って健診へ向かいます。ところがなぜそんな話になったのかは不明だが、道中で母から「あんたもこの子を捨てるの?」と言われたといいます。

実母はそんなことするわけがないと即座に言い返したが、心の中では、「もしかしたら私も同じことをするのだろうか?」という不安が芽生えていました。

以降、実母はこの漠然とした不安と、母への反発心に苛まれることになります。

4月、夫と共に雄斗くんを連れて実家を訪ねた際、またもや実母と母の間でひと悶着起きてしまいます。

母が何気に雄斗くんのことを「私の孫」と言ったことに、実母は激しく反発しました。実母からしてみれば、出産のときそばにいてくれなかったのに、母親らしいこともしてくれなかったのになにを言うのかという思いがあったのです。同時に、なぜここまで些細なことで母に対して反発心が起こるのか、実母にもよくわかっていなかったのです。

その後も、母の口から「孫」という言葉が出るたびにケンカになりました。実母は孫と言われた回数を数え、母も母で実母の気持ちを理解したい一方でやはりなぜそこまで些細なことにこだわるのかが理解できずに、結局絶縁状態になってしまいます。

そしてこの母とのケンカ別れが、実母の心を闇へと引きずり込むことになってしまいます。

実母はそれ以来、雄斗くんに対して虐待を加えるようになります。

泣き止まない、言うことを聞かない、そんなときには平手打ちした。また、雄斗くんがおとなしくしていても、自分のイライラが募ったときにはその頬にかみついたり、足を爪でひっかくといった行為をしていました。

当然、夫はそのようなことをやめるよう言っていましたが、仕事で家を空けがちな夫はやがて見てみぬふりのような状態になっていきました。

そして事件当日を迎えます。

その日は朝、夫を送り出した後、雄斗くんに離乳食を与え、四畳半の部屋で雄斗くんとテレビを見て過ごしていました。雄斗くんはぐずりもせずにおとなしく遊んでいたが、昼過ぎになっておなかが空いたのか、ぐずり始めました。

実母はそれを無視し、雄斗くんがぐずるのを放置していたところ、雄斗くんはいったん泣き止み、また遊び始めたといいます。

ところが午後2時半ころになってまたぐずり始めました。

この頃、実母は雄斗くんがぐずると、母とケンカ別れした時のもやもやとした感情が沸き上がり、雄斗くんのぐずりと重なってさらにイライラが募るようになっていました。

「私がこんなに悩んでいるのに、どうしてこの子はそれを邪魔するかのようにぐずるのか。」

この日、実母は雄斗くんにかみつく、平手打ちするにとどまらず、倒れ込んだ雄斗くんの顔を足で踏みつけました。雄斗くんが泣けば泣くほど、本来ならばイライラが解消されるはずなのに、この日はどれだけ雄斗くんを叩いても解消されることはなかったのです。

そのうち、実母はそもそも母との関係がこじれたのは雄斗くんが生まれてきたからだと思い始めていました。「なにもかも、私の悩みもイライラも、全部雄斗くんが生まれたからだ。こんな子は産まれてこなければよかったのだ。生まれてこなかったら、今でも私と母は、母娘のままでいられたのに。」

実母は雄斗くんの首を両手で絞めあげました。雄斗くんは激しく痙攣していたが、実母は何をするわけでもなく、ただ雄斗くんを見下ろしていました。

そして夜の7時になってようやく、119番通報しました。

裁判↓

裁判では、実母の精神状態について争われましたが、一連の行動からは理解不能というほどのものは見受けられず、いずれの言動も了解可能であるとして完全責任能力が認められました。

検察は、幼い我が子に理不尽な思いを募らせた挙句の犯行で結果は重大、酌量の余地はないとして懲役5年を求刑。対する弁護側は心神耗弱を主張し、執行猶予を求めました。

東京地裁の阿部文洋裁判長は、短絡的かつ身勝手な犯行であるとし、幼い我が子に馬乗りになってその首を絞めた行為は悪質であり、結果数か月にも及ぶ脳死状態の末に命を奪われた雄斗くんは誠に哀れというほかなし、と述べました。

一方で、現在では雄斗くんに対し涙ながらに後悔の念と謝罪を口にし、また日常的な虐待についてはそれを知りながら積極的に止めようとしなかった夫の態度にも大きな問題があるとしました。

そして根本である母との確執についても、実母の精神状態を不安定なものにしたと認めました。

夫は事件後も実母とは離婚せず、相応の刑に服す必要はあるにせよ、出来るだけ軽くしてほしいという思いを持っていました。夫の母親も、孫を殺害された立場ではあるものの、法廷に立って実母の更正に協力すると証言していました。

1999年12月10日、東京地方裁判所は実のに対し、懲役2年6月未決勾留日数210日算入の判決を言い渡しました。

どうすれば助けられたのか


どうすれば助けられたのか↓

・子育ては父親も協力しようというような呼びかけをする

・子育てに孤立した時は児童相談所に相談してくださいという呼びかけをする

井戸雄斗くんが来世ではもっと幸せに暮らせますように


亡くなった井戸雄斗くんのご冥福を、心からお祈りします。こんな形でしか亡くなった井戸雄斗くんが生きていたことを証明できませんが、こういった事件が二度と起きないよう、皆さんにお願いがあります。児童虐待の疑いがある子を見かけたら通告をお願いします!😊 通告方法は簡単です。電話で189に電話するだけです。「いちはやく」で覚えられます。通信料も要りません。匿名でも大丈夫です。秘密も守られます。あなたの通告がその子どもの希望です。

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児童虐待を受けたと思われる子どもを見かけたら、通告をお願いします!😊


>>1
通告って何ですか?


>>2
コメントありがとうございます!児童虐待の疑いがある子を見かけたら通告をお願いします!😊 通告方法は簡単です。電話で189に電話するだけです。「いちはやく」で覚えられます。通信料も要りません。匿名でも大丈夫です。秘密も守られます。あなたの通告がその子どもの希望です。児童虐待で亡くなる子供が増えていて、社会問題になっているため、国が通告を義務付けました。


>>3
だから通告って何?


>>4
わかりにくい文章でごめんなさい。通告とは、電話で児童相談所(189)に電話することです。これでもわかりにくかったらグーグルとかで検索してみるとわかりやすいかもしれません🙇


>>5
もしかして自分のコメントにはーとつけてます?


>>6
はい、私は基本的にコメント(自分のも、相手のも)ハートをつけるようにしてます!


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