【姉妹】意味が分かると怖い話
私の名前は「桜木 りえ」
シングルマザーの32才。
わたしにには娘がいた。
姉が「桜木 はな」10才
妹が「桜木 つぼみ」7才
私達3人家族には父親がいない。
父親はつぼみが生まれて一年で離婚した。
理由ははなが生まれるまでは父親もはなをかわいがっていた。
しかし、つぼみが生まれると、
つぼみは、はなとは違ってとてもワガママだったため
父親が激怒。そしてまだ1才のつぼみを
金属バットで殴ろうとしていたため、私は父親をとめた。
その時までは私も
(こういうこともあるか、、、)
と少し不安定な状態だったが、だんだんエスカレートしていき、
最終的にはつぼみに酒をむりやり飲ませたり
猛暑の中、車のなかに置き去りにしたりとそろそろ
虐待といえるような状態が続いて、離婚することにした。
父親は、
「つぼみはおいていく!はなだけこっちにわたせ!」
とわたしに冷たく言ってきたた。さすがの私も限界で
「ダメ!何いってんの?はなを産んだのはわたしでしょ?
アンタみたいなダメ父にはなを立派に育てるなんて絶対無理」
と言って思いっきり家から追い出した。
それから3人ぐらしを始めていた。そしてある日
「あぁー!つぼみ!私のプリン食べたでしょ?」
とはながつぼみに怒っていた。
「いいでしょー!お姉ちゃんなんだから我慢しなよー」
とつぼみも怒っていた。
私はそんな姉妹を
(兄弟喧嘩ってカワイイなぁ)
と思っていた。ちょうど買い物に行く予定だったし
ついでに二人ぶんのプリンを買ってこようと思って
「コラコラ!ふたりとも!
ふたりとも平等なんだから、お姉ちゃんだからとか
妹だから!って差別しないの!お母さんが買ってくるから
お留守番よろしくね」
というと、ふたりとも仲直りしたみたいで、
「もぉ!つぼみったら!」
とはながつぼみにコチョコチョをしていた。
「キャハハハハハハハ!」
とつぼみもとっても爆笑していた。
私は
「じゃあ、お留守番ちゃんとしといてね」
と言ってさっそくスーパーに行った。
帰ってくると、つぼみはよだれを垂らしながら寝ていた。
そして私は
(めちゃくちゃよだれ垂らしてるじゃない)と思いながらも
「つぼみってどんな夢をみているのかしらね」
と、はなにいうとはなは、
ずーっとニコニコして
「お母さん、お父さんは悪くないよ?」
と言ってわたしにハグをしてきた。
はなもつぼみがわがままなので、我慢していたのでしょう。そしてある日プリンのケンカになりました。はなはつぼみにコチョコチョをしていました。でも母親が帰ってきたときはつぼみはいっぱいよだれを垂らしてねていた、、、、。つまり母親が帰ってくる間ずーっとつぼみにコチョコチョをしていたということですね