唐突に思いついた小説(グロ表現ちゅうい)

3 2024/03/24 13:46

ピチャリ。ピチャリ。

液体の滴る音がその室内に木霊する。

部屋の中心で、縫い包みを胸に抱き、

少女は独り、血に塗れた刃を、自分の首へ。

「ッ……」

少女の持つ刃物から、また緋い液体が滴り落ちた。

其れと共に少女のルビーの様な紅い瞳から海水が、

ポトリ、ポトリと舞い落ちる。

〘今日も刃物じゃ死ねなかった。

 ならば別の方法を。

 もう何回も試したけれど。

 きっとまた死ねないんでしょう?〙

少女は台の上で、今日も。

死にたいと願って。

「カコン」と音がして、ロープは揺れる。

数年後、ロープで吊るされた

腐り落ちた死体が発見されるだろう。

だから、その時まで。

「縺壹▲縺ィ縺阪∩繧偵∪縺」縺ヲ繧九h」

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最後の一言は文字化けテスター使えば解読できるよ。

ちなみにお話の由来はルビーの石言葉「血の象徴」だよ。

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