唐突に思いついた小説(グロ表現ちゅうい)
ピチャリ。ピチャリ。
液体の滴る音がその室内に木霊する。
部屋の中心で、縫い包みを胸に抱き、
少女は独り、血に塗れた刃を、自分の首へ。
「ッ……」
少女の持つ刃物から、また緋い液体が滴り落ちた。
其れと共に少女のルビーの様な紅い瞳から海水が、
ポトリ、ポトリと舞い落ちる。
〘今日も刃物じゃ死ねなかった。
ならば別の方法を。
もう何回も試したけれど。
きっとまた死ねないんでしょう?〙
少女は台の上で、今日も。
死にたいと願って。
「カコン」と音がして、ロープは揺れる。
数年後、ロープで吊るされた
腐り落ちた死体が発見されるだろう。
だから、その時まで。
「縺壹▲縺ィ縺阪∩繧偵∪縺」縺ヲ繧九h」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後の一言は文字化けテスター使えば解読できるよ。
ちなみにお話の由来はルビーの石言葉「血の象徴」だよ。
いいねを贈ろう
いいね
3
コメントしよう!
タグ: 唐突
トピックも作成してみてください!
トピックを投稿する