【小説総選挙】 「とても暑い夏の日でした」(2)
8/22(10:00) ...来ない!
彰弥「楓が来ない!!」
いつもなら、5分ぐらいしか遅れてこないのに
その日は1時間、2時間待っても来なかった
でも、このときは風邪でもひいてるのかと思ってた
そう、思っていた
8/22(20:45)
お風呂に入ってちょっと暇な時間だった
そんななか
絵冬「ちょっと!彰弥!!」
いつもどおり騒いでる、姉
東山絵冬(とうやま えふゆ)に話しかけられた
彰弥「なんだよ?」
絵冬「これ!あんたの友達じゃないの!?」
絵冬が持っているスマホに写っていたのは
『午前9:55分に〇〇県✕✕市の交差点で、女子高生とトラックが衝突する事故が発生しました、
女子高生は病院に運ばれましたが、30分後死亡が確認されました』
と書かれた記事と
彰弥「楓...?」
楓の写真だった
絵冬「楓ちゃん、あんたの友達じゃなかったの?」
俺が時間通りに来いって言ったから
絵冬「ちょっと、彰弥!?」
楓は事故にあって
絵冬「彰弥!?」
あぁ...
絵冬「ちょっと!!彰弥!?」
彰弥「俺のせいだ...」
絵冬「は!?」
彰弥「俺のせいで...楓は...」
絵冬「なんであんたのせいなのよ!」
彰弥「俺が、時間通りに来いって言ったから、うわぁぁ!!」
俺は、逃げ出してしまった
絵冬「ちょっと!まってよ!!彰弥!」
外は台風のせいで大雨だ
傘も持たず逃げた
絵冬「彰弥!赤信号だよ!」
楓は交通事故で死んだ
なら、俺も同じ交差点で死のう
そう思ったんだ
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トピックを投稿するえすごい!!!!
神!続き読みたい!
こんなに続きを読みたくなる作品今までになかった!
神絵師+小説=神