欠落の人間
普通、それは確かに存在する、ある人は言う、常識などない。普通なんてない。
思いやりができれば、それで良いと俺はその全てを否定してやりたい。
普通は確かに存在するんだ。それは目に見えないし、言葉にもできない。
倫理観や変則的で流動的だからこそ存在しないとすればそうだ。
しかし、確かに存在している。集団で生活する限り、生まれる。
概念的な定義すら受け付けない何かだ。
そう思いラインを開ける。「今回も行けないか」遊びに誘いにしたものの断られてしまった。
この所、断られ続けられてる。彼に何か悪い事でもしてしまっただろか。
俺はベッドの上でそう思う、存在がわからぬ不安だ、俺は普通が欠落してしまってる。
友達もいるが、人を選ぶし少ない、僕は健気に日常を過ごしているのだ、
暇なので、出かける事にした。 独り言を呟く、 出た、俺をヤバい奴と見る目だ。
いやヤバい奴ではある、独り言が気持ち悪いのだろう。けど俺は自分との対話してるのだ、
俺は自分と意見交換をして物事を考えているだけ、口にした方がスッキリするのだ。
でも普通じゃない、それだけは変わらない。街を歩いていると友達と出会った、誘った友達とは別の友達だがこんな所に居るのは珍しい
どうしたのだ?と聞くと答えには「彼女と遊びに行った思い出を忘れられてショック」と返ってきた。
それは嘸かし辛いだろうと思った。そうして励ましていると「ありがとうスッキリした でもすげぇよなお前はメンタル強くて」と言われて去っていた、違う。俺は確かにメンタルが強く見えるのかも知れない、
俺は極度に最悪の事を考えてるからだ、だから自己を肯定できるだけなんだ。
自分に期待値を低くして、自分を守ってる臆病な物なんだ。だから少しでもそれを越えれば肯定できる。
それだけだ。きっとあいつから見たら俺は空気を読めないとか思われてるだろうな。
コンビニが目に入ったので寄る事にした。「あぁおじさん、メンタル疲れてるわ」
おじさんとは自分の事である、とは言うが20代であるし見た目も老けてはいない、
普通ではないが、ただ渋い物が好きなのでそう言う一人称にしたのだ。
こうも気分が沈んだ時は檸檬が読みたくなる物だ、あれは良い、こちらの気分も少し楽になる。見事な表現と主人公の気持ちが俺とシンクロする。お菓子に目をやると檸檬味の物があったので買う事にした。お会計をしていると高校生たちの会話から聞こえた。「お前、空気読めよ〜」と聞こえてきた。
空気を読むか、私もおおよそ空気が読めないと言われてる。違う空気はわかる、
しかしそのアンサーを間違えるのだ。人として私は何かが欠落しているからだ。
その人間生の欠落してる私は人ならざる物だ、体も心も人の普通の定義には当てはまらない
それなら怪物と言っても過言ではない。空気読むと言うのは普通に測られているのだ。
しかし自分が出すアンサーは自分では何も違和感を持たない。気付かないうちに私は怪物となっているのだ。辛い物だ、辛い物だ、私は大事な友達を傷つけたくなどないのだ。
でもいつも気づかない間に傷つけてしまったのでは?と恐怖に駆られるのだ。
しかも私はいつも友達に話しかける側で話しかけられる側ではない。
つくづく思う、私は友からしたらあまり必要とされてないのかもしれないと。
だから嫌われるのが怖い 嫌いなやつから何を言われようと私は傷つかない。
しかし友に嫌われるのは何よりも辛い、相手の心は見えない、自分を信頼してないからこそ他者による自己評価に自信がないのだろう。あぁだめだこうもセンチメンタルになると
悪い事ばかり考えてしまう。きっと友も同じことを思ってるかもしれない、
話しかける私が友の心に安らぎをあたられている事を願おう。
コンビニで買ったお菓子を口に放り込む、甘ッ なんだこの甘さは檸檬味のお菓子か?
うーむ、気分が悪い せっかく少し気分が持ち上がったというのに付いていない。
普通って難しい今の檸檬もそうだ 私には甘すぎた。檸檬のお菓子なら酸っぱい
それは私の普通なのだ、普通に苦しんでいる、私もどこか普通に縛られているのだ。
私は寂しがり屋なのかもしれない、彼女が欲しいと思う時がある、居たなら
何がしたいかと言うとこんな時にその腕の中に居たいだけだ、その腕と暖かさを求めてるだけなんだ。いや内心にある嫉妬心と寂しさやら心に黒く貯まった哀れなタールを全力でぶつけたい。
そう1人寂しく道を歩く、けど普通の欠落した怪物にそんな事があるのだろうか、
その時、ポツポツと雨が降ってきた。俺は家に向かって走った。まるで社会が俺を拒絶してるようだ、怪物かもしれない自分の事がそれでも好きだ。世界を敵に回した時、最後の味方は自分だから、自分を愛そう。降り頻る雨を掻き分け家に着く、雨に濡れ冷え切った体、お昼でも食べようと思って食えてなかったので腹が減った。それは心を蝕んだ。
なんて付いていないんだ、俺は、俺は駄目な人間だ、世の中自分を否定された気分だ。
玄関でずぶ濡れになった状態で泣いた、今日は何もかもうまくいかないと打ちひしがれた。そんな中でも時だけは流れた、踏ん張って雨に濡れた服を着替えた。
温い、プール上がりの着替えた、後の温もり、沸かしたお湯を注いだカレー味のカップ麺を啜った、人間、寒くて、腹が減るとダメだ、死にたくなる、カップ麺を食べ終わると、そのまま 布団の暖かさに逃げ込んだ、悴んだ心を暖めてくれる。明日は晴れるらしい、
日光浴をしよう、やる事をサボって、曇り心も晴らしてくれる、きっと。
そしたらまた日常を過ごせる心になる。眠り落ちていく中、思った。やはり太陽を浴びねば『人間だもの』。
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>>3
"投票する"と"良いね押した"が合体して、投票したになっちゃった
投票期間になったら投票するわ
>>23
そう思うもん読んでる暇人なんだな
または読みもせず他人批判していい気になってる何もできない人
>>25
ふーんわざわざ読んでくれてありがとなw
そして君の人生を駄と考える物に時間割いた時点で虚しいな
>>26
自己肯定感は上がるね。
こんなものをホイホイネットにいるやつがいると思うとニヤニヤしちゃう
>>28
お前はそんな物すら作ってあげる気も器量もない よくTwitterで絵師の添削してる絵描けないおじさんと同じだな 君には批判に説得力皆無よ 薄っぺらな批判だもの
>>30
あげないじゃなくて、あげれないじゃないの?実力がないから。 つまらねぇダサいとか逆張りと自分より弱いと思う人を小馬鹿にして 自分こいつよりすげーってなってるすげぇチンケなタイプの人間?