塩対応のアイドルに気に入れられた

2024/06/28 18:52

ボイスチャットを開始する

使い方うまく動作しない場合

恋愛、それはとても夢があるものだと思う。

異性と友達とは絶対にならない恋人だけの空気を味わってみたい世の人々はそう思っているのが普通だろう。

特に思春期の学生たちにはなのことだ。

だが俺はそういうものにはどうも興味が湧かないそれは女の子に対する偏見ゆえのもの俺は女の子は怖いというイメージを持っている。そのイメージゆえにどうにも近づきたいと思えないのだ1線いや 2線3線くらい距離を置いてたい。

女子同士のトラブルとかたまに耳にするが自分がその立場ならもう生きていられないくらい恐ろしい話を聞いた。

だから俺は普段からあまり女子に関わらないようにしている。それなのにまさか転校先の学校であんなことになるなんてな。

この世には高の花という言葉が存在する。遠くに見える手の届かない存在。

雲の上に立つ人そういう表現もできるかな。

手を伸ばしてもそれに届くことはなくただ見上げことしかできない。

今日から転入するこの学校にはその高の花が2人いるらしい。元々この辺りでは名をはせてる有名人で俺も転校前から名前くらいは知っていただがまさかそいつがいる学校に転入することになるとはな。

みんなその2人を完全無敵なアイドルと称し尊敬しているみたいだ。そんなのが学校

にいようと僕の意は変わらない1度見てみたいだとか話してみたいだとかそういうの

は一切考えない思わないそもそもそういう雲の上の存在は地上にいる凡人を相手にし

ない俺はそういうものだと思っている。それに高の花と呼ばれるもう1つの理由、それは

彼女らの対応とんでもなく塩対応らしい。あまり周りと会話しようとしないらしく

異性に話しかけられたらもはや無視するとかなんとかなんというか俺からの印象はファンサをしないアイドルって感じだな。俺から言わせてもらえれば別に会話なんて普通にやったらいいのになんでそんな対応を取るのか全くもっって理解できない。この学校に限らず一定数そういう女子がいるって現実も俺が女子と関わり持たないようにしてる理由の1つかな。男で塩対応してるやはあまり見たことがないそんな噂があるにも関わらず容姿だけに惹かれた。

ファンはきっと告白しまくってるんだろうなと適当なことを想像

する。教室に案内され自己紹介を済ませる。

特に冴えない顔してるのでクラスの人たちが興味を向けたりとかはしてなさそうだ。そして先生に席を指定され俺はそこに座る。その席の隣はなんとびっくり噂の完全無敵なアイドルの隣だった。まさかの席で俺は困惑を隠せない、よくこの教室を見たらフランの席だけ隣がいなかった。やられたなここから先こんな気まずい状態で学校生活を送らないといけないのか。転校初日にしてなかなか不安になってきたなと

お先真っ暗な想像をしている中どういうわけか隣の高の花が俺をガン見している。横目でチラチラ見ようにも見れば何を言われるか分かったもんじゃないので俺は冷や汗をかきながら目を背ける。そして「ねえ」ついにそいつは口を開いた。反射的にそっちに振り向く、そして俺たちは初めて目があった。お前何開校1番聞かれる質問は何もうなんだ

マジで意味不明なんだがえもうすんような声しか出ない質問の意図が全く読み取れ

ないんだよなこっちは転校したばっかりで右も左も分からない状態。それに加えて噂に

聞いてた高の花がまさかの隣の席。そんなお先真っ暗の状態の俺に追い打ちをかけて

くるなよ俺はもう返答しないで目をそらす。するととある1人の男子生徒と目が合う。

だけどすぐにそいつは目をそらした、そこで気づく。そうだ隣のこいつは高の花。完全

無敵のアイドルで他校にいた俺ですら名前を知ってるくらいの有名人。そんなやつの隣で

しかもガミされるなんてこいつのファンからしたら羨ましいの塊りでしかないぐ

早速なんか片が狭くなってきた俺は同性からも距離を取られるのかと俺が不安に

駆られているとちょっと霊のアイドルが再び声をかけるううんとりあえずあまり

こっちをチラチラ見ないでよねえっとフランから念を押される本当に何が言い

たいのかわからないがはいはい分かりましたよ別にからあんたに興味はないから心配

するなとあえて俺はトの返しをするもうどうでも良くなってきた考えるだけ無駄か