【推しの子二次創作】「推しのB小町!」#4・5 夢のアイドル
こんちは!この前の火曜と水曜予定パンパンで書けなかったんで,今日連続で作りました!じゃ,どぞ!
〜4話〜
アクアが私の家に来て12時間。朝がやってきた。私がアクアと打ち解けた頃,アクアは何かを調べていた。
麗 「アクア何してるのー?」
アクア 「…アイのことだ。」
麗 「どーゆー感じの?」
アクア 「ファンの反応だ。何か手掛かりが掴めるかもしれない。」
麗 「…ねぇ,それ何年前のコメント?」
アクア 「16年前だ。」
麗 「16年!?それってまだアクアが1・2歳の頃じゃ…。」
アクア 「…今更何をやっても,お前には隠せないな。その時に,目の前で死んだんだよ。アイが。」
麗 「あ…。」
アクア 「…俺はまだやることがたくさんある。お前に付き合わせてもらっちゃ悪い。」
麗 「…ねぇ。お願いがあるの。」
私も,テレビに出てみたい!
アクア 「…。」
麗 「私,アクアの支えになりたいの!一緒に父親を見つけ出して,アクアの願いを叶えたい!…それに,いつまでも一般人なんて嫌。私だって,外の世界に!」
アクア 「…お前,親いないんだろ?」
麗 「え,まぁ…。お姉ちゃんは9ヶ月後に帰ってくるし…。」
アクア 「…なら,うち来る?」
麗 「え…?えっ!?」
アクアの家に行くの!?しかもこの流れだと住むことに…。アクアの支えにはなれるけど,その前にルビーちゃんに毎日生対面だとおおおおお!?私のオタ心がはしゃぎすぎて迷惑になっちゃう!……でも,アクアが言ってるんだ。きっと何か策があるはず…。
麗 「…じゃあ,お邪魔するね!」
アクア 「あぁ…。よろしく。」
ミヤコ 「アクアー!いつまで泊まってるのー?」
ルビー 「このクズ男ー!!!」
麗 「ル,ル,ルビーちゃんの声っ!?」
アクア 「…行ってこい。夢なんだろ?あいつの隣に行くのが。」
麗 「…うん!」
ルビー 「お兄ちゃーん?」
麗 「あ,あの!私,平賀麗と言います!アクアの提案で,今日から住まわせてもらうことになりました!よろしくお願いしますっ!」
ミヤコ 「…アクア?今すぐ出てきなさい?」
アクア 「…いいだろ。こいつ親もいねーし。1人でいるよりはマシだ。」
ルビー 「…私,この子と一緒に住みたい。…なんか,ママに似てる気がする…。」
ミヤコ 「ルビー!今はアイのことを言っちゃ…。」
アクア 「…わかってるぞ,こいつは。全部打ち解けたからな。」
ルビー 「え!?全部!?…じゃあ,ママのことも…。」
麗 「は,はい…。アイさんがお二人の目の前で刺されて亡くなったことも,アクアが芸能界に入ったわけも全部…。」
ミヤコ 「…本気なのね?」
麗 「…はい。私は,ルビーちゃんの隣に行きたい。それに,アクアの力にもなりたい。…私の夢は,B小町なんです!!」
ミヤコ 「…わかったわ。なら,苺プロにもう一つのアイドルグループを立ち上げる。それでいいわね?…あと,うちを辞めても本名が使えるように,あなたの芸名は『星野麗』。」
麗 「星野…麗…!」
ルビー 「…麗!これから,よろしくね!」
麗 「…!はい!!」
〜5話〜
ルビー 「…おはよ〜。」
麗 「あ,ルビーちゃん!」
ルビー 「…麗!別に私のことは呼び捨てでいいよ?」
麗 「う,うん!」
ミヤコ 「麗,話があるわ。」
麗 「は,はい〜!」
ルビー 「…お兄ちゃん,麗,大変そうだね? 」
アクア 「まぁ,あいつなりに頑張ってるからいいんじゃないか?」
ルビー 「…てゆーか,学校どうするの?」
アクア 「麗と生活が慣れてくるまで休みだ。まぁ,すぐ慣れると思うけどな。」
麗 「…はい!決めておきます!」
ルビー 「あ,麗。どんなことだったの?」
麗 「えーっと,まずアイさんのことを本当に全て知っているのか確認してもらって…。…アイドルグループ名を決めることになったんだけど…。メンバーも集めなきゃいけなくてで…。」
アクア 「…グループ名か。」
ルビー 「グループ名…。うーん…。……あ!思いついた!」
麗 「なになに?」
ルビー 「スターなんとか!」
麗 「…そのなんとかのところは?」
ルビー 「わかんない!…でもさ,ママの曲にちなんだのがいいんじゃない?あとは私たちのとか,ロリ先輩のとか!」
アクア 「ロリ先輩ってのは有馬のことだ。」
麗 「…じゃあ,STAR Jewel!」
ルビー 「スター…ジュエル…!」
麗 「なんか咄嗟に思い浮かんだんだけどね?星のようにキラキラしてて,宝石のようにずっと輝いているみんなの希望になれたらなーって…。」
ルビー 「…いい。いいよそれ!!スタージュエルに決定だ〜っ!!」
麗 「…うん!」
アクア 「それで,メンバーはどうするんだ?」
ルビー 「うーん…。他の事務所の子は使っちゃいけないしぃ…。」
麗 「…私のクラスにいい子いないかな?…あ!」
椿ちゃん!
プルルルルルルルルルルルッ
椿 「…ん?麗からだ。」カチャッ
麗 「椿ちゃん!私とアイドル…やりませんか?」
椿 「…え!?アイドル!?」
麗 「実は…。」カクカクシカジカ…。
椿 「…なるほどねぇ。つまり苺プロの『STARJewel』のメンバーにならないかと…。」
麗 「ど,どう…?」
椿 「…やりたい!私も,CMだけじゃつまんなかったんだよねー!!ありがとー!!今から苺プロ行くね〜!」
麗 「い,今から!?」カチャッ
ブローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
椿 「お待たせ〜!」
麗 「はやっ!?」
育江 「杉田育江です。この子をよろしくお願いいたします。」
ミヤコ 「はい,お任せください。」ブローーーーーーーーーン
麗 「…改めて!」
ようこそ,苺プロへ!!!
続く★
>>10
え?なんのこと言ってるのかなちゃん?
私はかなちゃんをお持ち帰りしたいだなんて思ってないよ?
>>13
かな:お持ち帰りしたいだなんて思ってないよって言ってきたじゃない
>>18
あかね:アクアくん,かなちゃんが私の口悪いねって言ってくる。
アクア:最低だな。てか有馬の方が口悪いだろ。