新章
「地球という星は多くの絶滅を経験してきました、そして環境に適応しようと進化した結果、今の人類があるのです。」
若い教師は、すらすらと言った。
「つまり我々もいつ絶滅してもおかしくはないのです、地球にとってはありふれているんですから、ちょっと怖かったかな?ですが大事なのは共生、他の生物とのバランスを保てば、きっと存続できます。」
「いいか?魚に足が生えたと思えばいいんだよ、だから魚類の次は両生類。」
ユイトはミヤに勉強を教えていた。
「お兄、ボク達も絶滅ってすると思う?」
「どうしたんだよ?いきなり。」
「学校の先生がさ、人間も絶滅するかもって。」
「んーどうだろうな?」
「じゃあ絶滅する前にやりたいことヤラなきゃだね〜。」
「やー!師匠の変態!」
会話に入ってきた人が筆頭の友達で…
「オッキーだよ〜。」
「いや空気読んでくださいよ、ナレーションしてんだから!」
改めて筆頭の友達で悪霊の沖田さんである。
「両生類っておいしいの?」
「いやカエルですよ?」
「じゃあ切れるね〜。」
「切れるか食えるかしか興味ないんすか…」
「師匠はお兄さんの背中に帰ってください、課題終わってないから!」
ミヤが沖田さんをグイグイ押す。
今日も黒神心霊相談所は賑やかである。
「着信?黒神隊長!?」
「はい!黒神心霊相談所です!」
「知ってるよ。」
「あっすんません。」
「子供を保護したから相談所で面倒見てやってくれ、,,任務だ,,」
「はい!」
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