【小説】限界オタクの末路 1話
(ふふ…ぐふふ…やっとこれを手に入れたぞぉ!)
僕は”これ”を抱きかかえてスキップしながら家に帰る途中なのであった
(ほら、他の人もチラチラ見てる!やっぱ眩しいよねぇ~これ。尊い。)
否。通行人がガン見していたのは”これ”ではなく_____
クリアファイルを抱きかかえ、鼻の下を伸ばしながらスキップしている一人のガキであった。
【帰宅】
母「ユキちゃ~ん、もうすぐおやつの時間よ~」
「うーい」
部屋に入るとソファーにダイブ。
(いやいや可愛すぎん?やっぱやっぱ尊い尊い尊い)
それは、少ないお小遣いで買った推しのクリアファイルであった。
銀髪の女の子がウインクしているイラストがプリントされている。
ぶいちゅーばーのリウちゃんである。
(もし、リウちゃんに彼氏がなんかができたら…)
(そ い つ を ぶ っ 殺 す ☆ )
そう、彼女はオタクを通り越し、限界オタクなのだった。
…しかも重症の。
~1話おわり~
※僕の名前にしてます
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まあ私は推しの幸せが私の幸せ思考なので(誰も聞いてない)
あと少ないお小遣いでもグッズ買っちゃうのは共感しかない