【小説総選挙】 「とても暑い夏の日でした」(3)

1 2024/06/05 15:08

8/20?(7:00)

絵冬「彰弥〜!朝だよ、起きなよ?」

彰弥「あれ...?俺はあの日あの時、楓と一緒でトラックに引かれて」

絵冬「はぁっ?何言ってるわけ?寝ぼけてんの?」

ここは、病院?いや、いつもの部屋だ

じゃあ、夢?いや確かに痛かった

絵冬「朝ご飯冷めちゃうから、早く起きてきなさいよね!」

あぁこれは、

彰弥「タイムループだ」

小さな声でつぶやいた彰弥の声は絵冬には届くことはなかった

じゃあ今日は、事故が起きる2日前っていうことか

8/20?(7:30)

絵冬「わぁっ!!ホットケーキだ!」

俺の姉の絵冬はホットケーキが好きだ

ちなみに俺も

絵冬「お母さんありがと!大好き!」

彰弥「はぁ、さっさと食うぞ」

絵冬「はーい」

8/20 食事中

絵冬「そういえば、今日楓ちゃんと遊ぶんでしょ?」

彰弥「あ、あぁ、そうだけど」

絵冬「交通事故には気をつけてね」

彰弥「急に何言って...」

絵冬が、ちょっとニヤけたのが見えた

楓が事故に合うのなんて、本当の8/20なら誰も知らないはず

なんで今、事故に気をつけろなんて言えるんだ...?

彰弥「うん、わかった」

絵冬「あれ?今日は聞き分けが良いね!じゃあ一緒にショッピングでも...」

彰弥「お前と一緒に行くと荷物持ちにされるからやだ」

絵冬「ちょっとぐらいいいじゃない!?ケチ!」

彰弥「誰がケチだよ!?」

母上「まぁまぁ、仲良くしましょ?今度3人で、お買い物でもいきましょ?」

絵冬「はーい!」

俺の父親は、俺が物心ついた頃にはいなかった

顔も知らない、名前も知らない、性格も知らない

絵冬「彰弥もう9:30だけど、準備しなくていいの?」

彰弥「あ!いってきまーす!」

母上「気をつけてね」

やっぱりあの日だ

俺は、繰り返す

あの8月20日のように、セミが鳴いてるし、暑いし、歩いているひとも全く一緒だ

でも、一つだけ違うことがある

それは、楓を救おうとしてる俺、彰弥がいるってこと

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その他2024/06/05 15:08:49 [通報] [非表示] フォローする
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タイムリープって久々に聞いたな

と思ったら今回の場合タイムループの方が適している


>>1
僕もタイムリープなんて久しぶりに書いた


>>2
今回の場合戻ってるからタイムループの方が適切な希ガス


>>4
確かに!ありがとうございますっ!


なんやろ、プロローグ的(?)なのがないと分かりずらい

ただ批判してはないので


>>3
作ってみます!


「」というか、会話文がちょっと多いかも…?

少なくしても面白いと思う!


>>6
気をつけてみます!


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